11月2日のロイターのニュースに、ナスカ文明の滅亡に関する記事が出ていました。

ナスカの墓地に放置されていた、おびただしい数のナスカ人のミイラと骨
これまで、ナスカ文明の滅亡に関して一部の研究者が、「大規模なエルニーニョ現象が発生し、大雨や壊滅的な洪水が引き起こされたため」という考えを示していました。
しかし、英国のケンブリッジ大学などの調査によると「この地域に生息する根の長い木が湿度を保ち、葉が土壌の養分となっていたが、伐採により空気が乾燥しすぎたため、人々が十分な食料を収穫できなくなった」ことが分かったということです。
つまり、ナスカ人たちは文明を維持するために森林伐採を続けたことで砂漠化を引き起こし、結局はこの地を放棄せざるを得なくなったということになります。
森林破壊による環境の変化という例は多いですね。
例えば、スペインのセゴビアでは、街の周辺に木々がまばらに生えているだけの荒野が広がっているのを見ることができます。ここには昔は豊かな緑の森があったということですが、大航海時代に帆船を作るために木々を伐採してしまったために、乾燥した不毛に近い土地になってしまったと聞きました。
また、イースター島も昔は豊かな森に包まれた島だったそうですが、巨大なモアイを移動させるために大量の木材を切り出したために、森が消滅してしまったということです。今では、島は草と潅木が茂っているだけで、大きな木は本当に少なくなってしまっています。これが、島の生活を激変させ、島内の住民同士の争いを引き起こして、多くのモアイが引き倒されたといわれています。
ナスカも同じように森林伐採が文明の破滅につながったということですが、この記事ではわからないことが多いので疑問も残ります。
ナスカは地上絵で有名になりましたが、はっきりいってそんな絵などどうでもいいのです。
より重要なのは、ナスカ人が非常に優れた灌漑技術を持っており、アンデスから流れてくる伏流水を集めて農業を行っていたということです。この何百年も前のナスカの灌漑施設が今でも使われており、豊かな水が地下を通って流れているのです。
地上絵などは文明の維持に何の役にも立たない無駄なものですが、灌漑施設は砂漠地帯で文明を維持するために大きな力になるはずです。
そんな施設があるのに食糧の収穫が不足したというのなら、ナスカの人口が増えすぎたといった背景もあったのではないでしょうか。ニュース記事なので、その辺の詳しい説明はないのですが、できれば知りたいものです。
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ナスカの墓地に放置されていた、おびただしい数のナスカ人のミイラと骨
これまで、ナスカ文明の滅亡に関して一部の研究者が、「大規模なエルニーニョ現象が発生し、大雨や壊滅的な洪水が引き起こされたため」という考えを示していました。
しかし、英国のケンブリッジ大学などの調査によると「この地域に生息する根の長い木が湿度を保ち、葉が土壌の養分となっていたが、伐採により空気が乾燥しすぎたため、人々が十分な食料を収穫できなくなった」ことが分かったということです。
つまり、ナスカ人たちは文明を維持するために森林伐採を続けたことで砂漠化を引き起こし、結局はこの地を放棄せざるを得なくなったということになります。
森林破壊による環境の変化という例は多いですね。
例えば、スペインのセゴビアでは、街の周辺に木々がまばらに生えているだけの荒野が広がっているのを見ることができます。ここには昔は豊かな緑の森があったということですが、大航海時代に帆船を作るために木々を伐採してしまったために、乾燥した不毛に近い土地になってしまったと聞きました。
また、イースター島も昔は豊かな森に包まれた島だったそうですが、巨大なモアイを移動させるために大量の木材を切り出したために、森が消滅してしまったということです。今では、島は草と潅木が茂っているだけで、大きな木は本当に少なくなってしまっています。これが、島の生活を激変させ、島内の住民同士の争いを引き起こして、多くのモアイが引き倒されたといわれています。
ナスカも同じように森林伐採が文明の破滅につながったということですが、この記事ではわからないことが多いので疑問も残ります。
ナスカは地上絵で有名になりましたが、はっきりいってそんな絵などどうでもいいのです。
より重要なのは、ナスカ人が非常に優れた灌漑技術を持っており、アンデスから流れてくる伏流水を集めて農業を行っていたということです。この何百年も前のナスカの灌漑施設が今でも使われており、豊かな水が地下を通って流れているのです。
地上絵などは文明の維持に何の役にも立たない無駄なものですが、灌漑施設は砂漠地帯で文明を維持するために大きな力になるはずです。
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日本では日本航空の経営悪化が深刻な問題になっていますが、ラテンアメリカでは航空業界の競争が激化し、国を超えた業界再編が行われているようです。

今年の10月、アメリカ大陸最古の航空会社であるコロンビアのアビアンカ(AVIANCA)航空と中米のタカ(TACA)航空が経営統合し、さらにはエクアドルのアエロガル(AEROGAL)航空を買収して統合することが発表されました。
現地の新聞記事では、この経営統合にメキシコのアエロメヒコ(AEROMEXICO)航空も参加する可能性があると伝えています。
ラテンアメリカは交通の便が悪いために飛行機は非常に重要な交通手段ですが、これまでは経済状況の問題や経営効率が悪いなどの問題で、航空会社の経営状況は厳しかったようです。
しかし、域内経済が活発になるとともに旅客数が伸びており、将来的に見ても世界の他の地域より航空需要の見通しが明るくなってきているようです。
一方、南米では、チリを本拠とするラン(LAN〕航空が、アルゼンチン、ペルー、エクアドル、ドミニカ共和国などの航空子会社を活用し、国境を越えたネットワークを延ばしています。
アビアンカはこれに対抗して経営の合理化を進め、中米から南米にかけての航空市場で優位に立ちたいと考えているのでしょう。
こうした競争が乗客に何をもたらすかまだわかりませんが、利便性と安全性が高まるならいいことです。ただ、競争より寡占化のほうが進みすぎると。運賃が高止まりするといった問題が起きてきそうです。
私は、アビアンカ、タカ、ラン(昔のランチリ)、いずれの飛行機にも乗りましたが、中南米の航空会社の中ではまともな方だと思いました。ひどいのは、ヴァリグ・ブラジルで、案の定、2006年に破産してしまいました(新ヴァリグとして再建中)。
中南米旅行を快適にするために、各航空会社には料金とともにサービスの質も競ってほしいものです。
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現地の新聞記事では、この経営統合にメキシコのアエロメヒコ(AEROMEXICO)航空も参加する可能性があると伝えています。
ラテンアメリカは交通の便が悪いために飛行機は非常に重要な交通手段ですが、これまでは経済状況の問題や経営効率が悪いなどの問題で、航空会社の経営状況は厳しかったようです。
しかし、域内経済が活発になるとともに旅客数が伸びており、将来的に見ても世界の他の地域より航空需要の見通しが明るくなってきているようです。
一方、南米では、チリを本拠とするラン(LAN〕航空が、アルゼンチン、ペルー、エクアドル、ドミニカ共和国などの航空子会社を活用し、国境を越えたネットワークを延ばしています。
アビアンカはこれに対抗して経営の合理化を進め、中米から南米にかけての航空市場で優位に立ちたいと考えているのでしょう。
こうした競争が乗客に何をもたらすかまだわかりませんが、利便性と安全性が高まるならいいことです。ただ、競争より寡占化のほうが進みすぎると。運賃が高止まりするといった問題が起きてきそうです。
私は、アビアンカ、タカ、ラン(昔のランチリ)、いずれの飛行機にも乗りましたが、中南米の航空会社の中ではまともな方だと思いました。ひどいのは、ヴァリグ・ブラジルで、案の定、2006年に破産してしまいました(新ヴァリグとして再建中)。
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英国のロンドンに本部がある民間研究機関のレガタム研究所が10月26日に発表した2009年版「レガタム繁栄指数」のランキングで、北欧のフィンランドが1位となりました。日本はアジアで最高の16位、ラテンアメリカではコスタリカが最高の32位となっています。このほかチリが36位、アルゼンチンが38位と健闘しており、BRICsの一角であるブラジルは41位、メキシコは43位と低迷しています。

レガタム繁栄指数というのは、世界人口の約9割をカバーする104カ国・地域を対象に、経済成長や民主主義の度合い、生活の質などの要因を組み合わせて算出するものだそうです。経済成長だけでなく、民主主義や個人の自由、健康、セキュリティー、社会資本なども取り入れて総合的に判断しているのが特徴です。
このため、アジアで目覚しい発展を遂げている香港は18位、シンガポールは23位、中国は75位と意外に低くなっているのです。研究所のコメントでは「香港とシンガポールは、総体的な繁栄にとって不可欠な民主的制度が弱く個人の自由が少ないという状況でなければ、より高位にランクされるだろう」としています。
全体的に見ると、北欧諸国が上位を独占し、米国、英国、ドイツ、日本などがそれに続いています。次いで、アジアの新興国、ラテンアメリカ諸国、アラブ・西アジア諸国、最後はアフリカという具合です。
いろいろなランキングを見ると、時々首を傾げたくなるような結果が出ますが、これについては順当ではないかと思います。
それにしても、ラテンアメリカでは、コスタリカが最高の32位というのは納得ですが、数年前、深刻な経済危機で苦しんでいたアルゼンチンが38位と意外に良かったのが目を引きました。経済状況はそれほど良くなくても、かっては世界有数の経済大国だっただけに、資本蓄積や社会の自由度があるのが評価されるのだろうと思います。
一方、世界有数の石油産出国であるベネズエラが74位と、ラテンアメリカ諸国中でも最下位に近い評価を受けています。詳細を見ると、評価が低いのは「基礎経済」「起業家精神とイノベーション」「ガバナンス」「安全とセキュリティ」で、特にガバナンスはイランやカメルーンと同等の最悪な評価になっています。この評価では、チャベス大統領は国をまとめる力がないひどい大統領ということになるわけです。
レガタム繁栄指数 ラテンアメリカ順位
32 コスタリカ
33 ウルグアイ
36 チリ
38 アルゼンチン
41 ブラジル
42 パナマ
43 メキシコ
54 ドミニカ共和国
57 パラグアイ
60 エルサルバドル
64 ペルー
65 コロンビア
66 ホンジュラス
67 グアテマラ
71 エクアドル
72 ニカラグア
73 ボリビア
74 ベネズエラ
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レガタム繁栄指数というのは、世界人口の約9割をカバーする104カ国・地域を対象に、経済成長や民主主義の度合い、生活の質などの要因を組み合わせて算出するものだそうです。経済成長だけでなく、民主主義や個人の自由、健康、セキュリティー、社会資本なども取り入れて総合的に判断しているのが特徴です。
このため、アジアで目覚しい発展を遂げている香港は18位、シンガポールは23位、中国は75位と意外に低くなっているのです。研究所のコメントでは「香港とシンガポールは、総体的な繁栄にとって不可欠な民主的制度が弱く個人の自由が少ないという状況でなければ、より高位にランクされるだろう」としています。
全体的に見ると、北欧諸国が上位を独占し、米国、英国、ドイツ、日本などがそれに続いています。次いで、アジアの新興国、ラテンアメリカ諸国、アラブ・西アジア諸国、最後はアフリカという具合です。
いろいろなランキングを見ると、時々首を傾げたくなるような結果が出ますが、これについては順当ではないかと思います。
それにしても、ラテンアメリカでは、コスタリカが最高の32位というのは納得ですが、数年前、深刻な経済危機で苦しんでいたアルゼンチンが38位と意外に良かったのが目を引きました。経済状況はそれほど良くなくても、かっては世界有数の経済大国だっただけに、資本蓄積や社会の自由度があるのが評価されるのだろうと思います。
一方、世界有数の石油産出国であるベネズエラが74位と、ラテンアメリカ諸国中でも最下位に近い評価を受けています。詳細を見ると、評価が低いのは「基礎経済」「起業家精神とイノベーション」「ガバナンス」「安全とセキュリティ」で、特にガバナンスはイランやカメルーンと同等の最悪な評価になっています。この評価では、チャベス大統領は国をまとめる力がないひどい大統領ということになるわけです。
レガタム繁栄指数 ラテンアメリカ順位
32 コスタリカ
33 ウルグアイ
36 チリ
38 アルゼンチン
41 ブラジル
42 パナマ
43 メキシコ
54 ドミニカ共和国
57 パラグアイ
60 エルサルバドル
64 ペルー
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71 エクアドル
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行方がわからなくなっていた「チエ・ゲバラの日記」が発見されたというニュースがボリビアの新聞に出ていました。

この日記はゲバラがボリビアで活動していた1966年から1967年にかけて書かれたもので、ゲバラがサンタクルスのバジェグランデで処刑されたのち、所在がわからなくなっていました。
ボリビアのエボ・モラレス大統領は、このゲバラ日記のコピーを16日から同国コチャバンバで開かれている米州ボリバル代替統合構想(ALBA)のサミットに参加したラテンアメリカの各国首脳らに贈るということです。
まあ、日記の内容はともかく、ゲバラは世界中で人気がある革命家であり、これによってボリビアが注目されるのはいいことだと思います。
また、キューバの新聞「グランマ」には、フィデル・カストロ前議長がノーベル平和賞受賞について言及し、オバマ米国大統領よりエボ・モラレス大統領の方がノーベル平和賞にふさわしいと語ったという記事が出ていました。
米国の覇権に対抗するALBAの存在感が増している中で、エボ・モラレスの注目度も上がっているということでしょうか・・・?
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まあ、日記の内容はともかく、ゲバラは世界中で人気がある革命家であり、これによってボリビアが注目されるのはいいことだと思います。
また、キューバの新聞「グランマ」には、フィデル・カストロ前議長がノーベル平和賞受賞について言及し、オバマ米国大統領よりエボ・モラレス大統領の方がノーベル平和賞にふさわしいと語ったという記事が出ていました。
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今日は、11月21日公開の映画「2012」の話題です。

2012年はマヤ文明が地球滅亡を予言した年です。
映画は、マヤ地域での異変を手始めに、人類の滅亡が実際に起きるという大規模なパニックストーリーになっています。
監督は、「デイ・アフター・トゥモロー」や「インデペンデンス・デイ」など、地球の危機を描くのが得意なローランド・エメリッヒです。
まあ、マヤは地球の危機を伝えるきっかけだけで、マヤの遺跡などは少ししか出てこないようです。
それでも、かなり迫力がある映像が楽しめそうですから、公開されたら見に行こうと思います。
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2012年はマヤ文明が地球滅亡を予言した年です。
映画は、マヤ地域での異変を手始めに、人類の滅亡が実際に起きるという大規模なパニックストーリーになっています。
監督は、「デイ・アフター・トゥモロー」や「インデペンデンス・デイ」など、地球の危機を描くのが得意なローランド・エメリッヒです。
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