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バルセロナ市内を散策 スペイン旅行記⑮

 2019-06-12
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バルセロナ中心部のゴシック地区

ピカソ美術館へ行く!


 今日はバルセロナ市内を散策します。
 まずは、ピカソ美術館へ。地下鉄4号線のJaumeⅠ(ジャウマ・プリメ)駅で下車すると、歩いて5分ほど。中世の建物が多く残されたゴシック地区の路地に美術館があります。

 元は貴族の邸宅として使われた古い建物で、美術館という感じではないですが雰囲気はいいです。予想はしていましたが、入り口には当日券で入場する人たちの長い列ができています。スペインのチケット販売窓口は手際が悪く、時間がかかるので、時間がない場合は事前にネットでチケットを購入しておく必要があります。

 30分ちょっとでチケットを買えました。
 この美術館にはピカソの幼少期から晩年に至るまでの4000点以上の絵画などが年代順に展示されています。マラガのピカソ美術館より規模は大きいのですが、私のようにピカソに思い入れが薄い者には、同じように見えてしまいますね。ただ、ピカソはベラスケスの名作「ラス・メニーナス」を題材として、たくさんの絵を描いていて、これが興味深かったです。

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こんな路地を歩くとピカソ美術館がある。

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ピカソ美術館。こちらは出口。

初めてのピンチョス・バル


 美術館を出ると昼になっていたので食事ができる店を探すことにしました。ゴシック地区の細い路地をうろついていると、老舗感のあるバルを見つけました。店内には大勢の客がいますので、人気のある店に違いありません。ただ、混んでいる店は、立って飲み食いする場所さえないことが多いのです。

 とりあえず見てみようと店内に入りました。テーブルはおろかカウンターも人で一杯でしたが、店の奥に入って行くと、カウンターにわずかな隙間を見つけました。すぐ、そこに立つと女性バーテンダーにクラーラを注文。長いカウンターの上を見ると色とりどりのピンチョスが盛られた大皿が並んでいます。
 スペインのバルでは小皿料理のタパスが一般的ですが、スペイン北西部ではピンチョスが広まっています。ピンチョスというのは、フランスパンを薄切りにした台に様々な料理を乗せ、それが落ちないように楊枝や串で刺したものです。

 並んでいるピンチョスはどれもおいしそうです。
 ただ、初めてのピンチョス・バルで勝手がわからず、バーテンダーに「それちょうだい」と声をかけました。すると「勝手に取って食べればいいよ。会計は串の数で計算するから」と言うのです。
「それは合理的」と思い、渡された皿に2種類ほどのピンチョスを取り、食べてみました。「おいしい!」と思わず声が出ました。

 カウンターに並んでいる人の肩越しにピンチョスを取って食べるだけでなく、時々ウエイトレスが運んでくるピンチョスも取って食べます。5種類ほど食べるとお腹がいっぱいになりました。値段も1つ2ユーロ(260円)ほどとリーズナブル。この方式は気に入りました。

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ゴシック地区のピンチョス・バル。お客で一杯だ。

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皿にたくさんのピンチョスが盛られている。

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クラーラとピンチョス。工夫された料理はどれもおいしそう。


ランブラス通りを歩く!


 午後は、バルセロナの中心部を貫く遊歩道、ランブラス通りを散策することにしました。
 まずは通りの北端になるカタルーニャ広場に行き、南下していくことにしました。

 日曜日とあって、通りはそぞろ歩きを楽しむ大勢の人でにぎわっています。路上には、カフェやアイスクリームの売店、レストランなどが店を出しています。曇り空で、肌寒い日でしたが、アイスを食べながら歩きました。これだけ華やかで幅が広い遊歩道はスペインの他の街にはありません。

 通りの南端には、海を臨むコロンブスの像が立つ塔があります。コロンブスとバルセロナはあまり関係がなさそうですが、これは1888年のバルセロナ万博の際に建てられたのだそうです。

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大勢の人でにぎわうランブラス通り

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アメリカではなく地中海を指差しているコロンブスの塔

 その先はバルセロナ港になるのですが、海の上には大型ショッピングセンターの「マレマグナム」があります。日曜日はファッションなどの店がほとんど休みになってしまいますが、ここは営業しています。

 歩き疲れたのと寒さを避けるためショッピングセンターの中に入りました。暖かいコーヒーを飲み、スペインファッションの店でショッピングを楽しむことができました。

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バルセロナ港の中に作られたショッピングセンター。


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スペイン旅行記⑥ 4日目 マラガ

 2019-05-23

スペインの朝食はチョコレートとチュロス


 朝、目が覚めると8時半を過ぎていました。ちょっと寝すぎたかと思いながらホテルのベランダに出てみたのですが、街は静まりかえっていて早朝の雰囲気です。
 天気は回復したのですが、気温が低く、肌寒いのです。

 朝食をとるため、ダウンを着て外へ出ました。街に人通りは少なく、商店やレストランなどはほとんど閉まっています。金曜日の朝9時の街中の状態とは信じられません。

 歩いていると、開いているカフェを見つけました。かなりの客で賑わっていたので入ってみました。何を注文しようか迷っていると、隣の席の人が「ここはチュロスだよ」と言うので、チョコラテ(ホットチョコレートドリンク)とチュロスを注文しました。この組み合わせはスペインの朝食の定番です。ちなみに、チュロスの注文は1本ずつのところと、一皿2~3本のところがありますが、ここは1本でした。

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チョコラテとチュロスを出すカフェは多い。


 板チョコを溶かしただけといった感じの濃厚なチョコレートドリンクがおいしいです。これが甘い分、チュロスは甘みを加えないシンプルな味でよく合います。寒い朝には、こんなホッとする食べ物が最高です。価格も二人分(チョコラテ2杯とチュロス4本)で税込み5ユーロですから安いです。

 隣の御夫婦は、スペイン北部の町から来た観光客でした。「マラガがこんなに寒いとは思わなかった」と言うと、奥さんが「私たちも思わなかったわ」と笑っていました。今年は異常気象なのかもしれません。

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チョコラテとチュロス。店によって味が異なる。



マラガの中心部を巡る


 太陽が昇るにつれて気温も上昇し、活動するにはちょうどいい感じになりました。今日は、街の中心部にある観光ポイントを巡ります。目玉は、マラガ出身の画家ピカソの作品を展示した美術館です。

 マラガの中心部はトレドのような古い建物ではなく、ネオクラシックといった伝統とモダンが融合したデザインの建物が並んでいます。

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マラガ中心部には観光客がいっぱい。

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ピカソ美術館近くのメルセー広場はリゾート感に溢れている。

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美しい街路も多い。

 まずは、ピカソ美術館へ。10時過ぎに着いた時はあまり人が並んでいなかったのですが、見終わって出るころには入場を待つ人で長蛇の列ができていました。ピカソ美術館はパリ、バルセロナ、マラガと三つあります。マラガには約200点の絵画や彫刻などが年代順に展示されていて、それなりに見応えがあります。三つの美術館の中ではパリのコレクションが最も充実していますが、当然ながら、ここでしか見られないコレクションですので、ピカソ好きには見逃せない場所でしょうね。

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ピカソ美術館への入場を待つ人の列。

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ピカソの生家の前の公園にはベンチに腰掛けたピカソ像もある。

 マラガはカテドラルも立派です。ただ、スペインの各都市には競うように立派なカテドラルが建てられていますので、あまり違いが分かりませんし、ただ「凄いな…」と思うくらいですね。

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立派な塔を持つカテドラル。本来は右側にも塔が作られる予定だったが資金不足で工事が終了したそうだ。

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カテドラルの内部は荘厳な感じだが、どこのカテドラルも同じように見える。


絶景が楽しめるヒブラルファロ城


 夕方から、街の東にあるヒブラルファロ城に行ってみました。14世紀に作られた要塞で小高い丘の上に位置しています。

 街の中心から徒歩で40~50分ほどで登ることができるのですが、天気が良かったため、マラガ全体を一望できる眺めが素晴らしかったです。マラガ観光では、ここは外せない場所でしょうね。


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途中からの街の眺め。中央がカテドラル。その下にイスラム時代の要塞アルカサバがある。

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ヒブラルファロ城から見たマラガ港。右下に市庁舎がある。

 この日の夕食は、街を歩いている時に見つけた地元の人で満員のレストランでした。

 近くで、祭りのプロセッションが行われていたため、周囲は大勢の人で溢れていたのですが、窓から空いた席が見えたので入ってみました。

 客席の間を忙しそうに歩き回っているウエイターに声を掛け、赤ワインと壁のメニューボードに書かれている料理を適当に注文してみました。

 ピーマンの炒め物、エビの串焼き、トルティーヤ(スペイン風オムレツ)でしたが、どれもおいしくて、ようやくスペインのバルを楽しめた気分になれました。マラガはビノ・ドゥルセという甘口ワインの有名な産地ということで、これも飲んでみましたが、ただ甘いワインでした。


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頼んだ料理と赤ワイン。ビノ・ドゥルセには小ぶりのコップが使われていた。


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