タンゴダンス世界選手権、また日本人が快挙!!
2010-09-01
アルゼンチンで開かれているタンゴダンス世界選手権で、また、日本人が快挙を達成したということです。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、毎年8月の終わりにアルゼンチンタンゴフェスティバルが開かれますが、その中で最も注目される行事が、タンゴダンス世界選手権です。この催しには、世界中のタンゴダンスの名手が集まって、その年の世界一を競うのです。
このタンゴの大会には、サロン部門とステージ部門があるようですが、昨年はサロン部門で男女とも日本人のペアが優勝し話題となりました。今年も、この部門には日本人のペアが10組出場したそうです。
結果は、アルゼンチン人のセバスチャンとマリア(Sebastian & Maria)のペアが優勝しました。ただ、3位には日本人女性のペアである、クリスチャンとナオコ(Cristian Andres Lopez & Naoko Tsutsumizaki)が入りました。
また、もう一方のステージ部門では、日本人女性のペアであるディエゴとチズコ(Diego Ortega y Chizuko Kuwamoto)が優勝し、サロン部門3位のクリスチャンとナオコがここでも3位になりました。
日本人がこんなにタンゴダンスで活躍しているとは驚きです。
昨年の大会で踊るディエゴとチズコのペア
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日本とラテンアメリカで共通するのは痴漢の多さ
2010-03-13
アルゼンチンのブエノスアイレスの地下鉄に女性専用の車輌が導入されるかもしれないという新聞の記事がありました。こうした提案がブエノスアイレス市の議会で提案されているそうです。
写真はブラジルの女性専用車両
地下鉄などの公共交通機関に女性専用車両を設けたのは日本が最初だと思います。日本は、車両内での痴漢などが非常に多い国ですが、こんな陰湿な行為をする男たちがたくさんいる国は日本くらいしかないといわれていました。
ところが、ラテンアメリカの国でも痴漢は結構多かったのです。私がメキシコに留学していた時、同じクラスに白人の女性がいたのですが、彼女が「メキシコは痴漢が多すぎる」と嘆いていたのです。話を聞くと、彼女は通学に地下鉄を使っていたのですが、毎日のように男から触られるというのです。彼女は、先端が尖っている指輪をはめており、それを私に見せながら「痴漢の手が伸びてきたら思いっきり刺してやるんだ」と言っていました。
その時私は、メキシコでも痴漢が多いのかと意外に思いましたが、メキシコは地下鉄に女性専用車両を設けた世界で二番目の国になりました。また、メキシコ市では路線バスにも女性専用車両が導入されているということも聞きました。
さらに、2006年にはブラジル、2007年にはチリでも地下鉄に女性専用車両が導入されています。この記事で、ブエノスアイレスでも痴漢は多いんだと思いました。実際、記事には、最近地下鉄内での痴漢行為や暴力行為が増加していると書かれています。
日本やラテンアメリカになぜ痴漢が多いのでしょうか?。例えば、スペインなどヨーロッパの国では、あまり痴漢の話は聞かないのですが、本当はいるのではないでしょうか?
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ブエノスアイレスで開かれる「博物館の夜」
2009-11-11
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、11月14日(土)の夜8時から15日(日)の午前2時にかけて、「La Noche de los museos(博物館の夜)」という催しが行われるということです。
これは、市内の博物館や美術館、劇場などが、普通は閉館しているこの時間に一斉オープンし、しかも無料で開放するイベントということです。これは、毎年、この時期に行われているイベントですが、今年は昨年よりも20館多い150館がこのイベントに参加するようです。
日本人の感覚では、「こんな夜中に博物館や美術館などに行く人がいるのか」という疑問も沸きそうですが、昨年は45万4000人もの人が訪れたそうです。
中南米諸国の中でも、アルゼンチンはスペインに似て夜が遅い国です。
私が、最初にブエノスアイレスに行った時は、乗った列車が遅れて夜中に到着することになりました。ホテルの予約もしておらず、寝る場所の確保や夜中に街を歩く危険を思って不安でいると、隣の席のアルゼンチン人が「ブエノスの人たちは夜遅くまで出歩いているから、夜中に街を歩いても問題ないよ」と言ってくれたのです。
実際、アルゼンチンでは、夕食が夜の10時過ぎで、夜中の1時過ぎに飲みに出かけるというのが当たりまえという感じです。ですから、夕食の前や後に博物館や美術館、劇場に行くのも気軽にできるのではないでしょうか。また、無料で入れるというのも大きいでしょうね。
日本では、めったに博物館や美術館の無料開放はないですが、例えばメキシコでは日曜日や祝日は、博物館、美術館、遺跡が入場無料になります。ですから、私たちは休日となると美術館などに出かけて、メキシコ絵画の鑑賞をしていました。
日本でも、文化振興や学生などの勉強のために、文化施設の無料開放日をできるだけ増やしてほしいものです。
La Noche de los museos
http://www.lanochedelosmuseos.com.ar/
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アルゼンチンの偉大な歌手メルセデス・ソーサが亡くなった
2009-10-06
10月4日、南米に吹き荒れた軍事政権の嵐の中で、平和と自由を歌い続けたアルゼンチンの偉大な女性歌手、メルセデス・ソーサが亡くなりました。死因は多臓器不全です。74歳。私にとってソーサは初めて感動したラテン音楽のミュージシャンでした。まだ20歳前半のある日、ラジオを聴いていたときに彼女のコンサートの録音が流れてきたのです。その張りのある力強い歌声に心を揺さぶられて聞き入ったものです。
それから何年か後にブエノスアイレスを訪れ、ソーサのミュージックテープを買ってホテルで聞きましたが、その歌声の素晴らしさに再び感動しました。特にアルゼンチンを代表するフォルクローレの作曲家であるアタワルパユパンキの代表作「ツクマンの月」を歌うソーサにはしびれました。
メルセデスソーサの葬儀で、「ツクマンの月」を歌う参列者。
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迫力あるイグアスの滝の映像
2009-08-10
昨日、BSJapanで「アルゼンチン絶景の旅」という番組をやっていました。これは昨年の4月に放送したもの番組の再放送だったようですが、アルゼンチンの多様な自然が見れてなかなか楽しい番組でした。
その中で、イグアスの滝が出てきたのですが、迫力がありましたね。

また、大きなゴムボートみたいな高速艇で滝つぼに入る様子が出てきましたが、これは乗って見たいと思いました。
20年前に私が行った時には、こんなボートで滝を見学するツアーはなかったと思います。
今では、これが一番人気のツアーということです。
YOUTUBEの映像
ナイアガラの滝では、船に乗って滝の近くまで行きましたが大したことはなかったですね。
イグアスのボートはこれとは比べ物にならない迫力ではないかと思います。
ところで、8月12日にはNHKの世界遺産番組でイグアス国立公園が放送されます。
夜10時45分から50分までの5分間の短い番組ですが、イグアスの滝の迫力が楽しめそうです。
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