メキシコ地震被害のニュース映像
2017-09-21
メキシコでは1985年にもマグニチュード8.0の地震があり、約1万人もの死者を出す大きな被害が生じています。このときの経験から、メキシコでは地震対策に力を入れていたはずですが、今回の地震でも建物の倒壊などで大きな被害を出す結果となりました。
地震の被害を最小限にとどめるには、建物の耐震化が最も重要ということが証明されたように思います。
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地震
全日空がメキシコ直行便を就航させる!
2014-07-30
7月27日の日本経済新聞によると、全日本空輸がメキシコに直行便を就航させる検討を始めたそうです。これは、メキシコ訪問中のANAホールディングスの伊東信一郎社長が、会見で明らかにしたものです。全日空は2016年度までに国際線の便数を13年度比で45%増やす方針ですが、メキシコを、今後、旅客数の伸びが予想される中南米への玄関口ととらえて、直行便の就航を計画しているようです。
メキシコ直行便は、日本航空が2010年に撤退してしまい、現在は、アエロメヒコ航空が成田~メキシコシティ間を週4便運航しています。

成田~メキシコシティを結ぶアエロメヒコの新鋭機B787
この便は米国を経由しないため、面倒な米国入国審査がなく、非常に便利です。さらに、成田から出る便は約10時間でメキシコシティに到着するため、米国の航空会社を使うのと比べ、メキシコがずいぶんと近く感じます。
ただ、メキシコシティ発は、途中のティファナを経由するため、行きに比べ3~5時間も時間がかかるという問題があります。
全日空の直行便が途中経由をなくせば、多少値段が高くても利用客にはメリットがあるはずです。また、アエロメヒコの便も競合相手ができることで、価格競争が起きる可能性もあります。
全日空メキシコに直行便の内容次第では、カンクンや中南米諸国にも、アメリカを経由しないで行く人が増えるでしょう。
利用者にとってはいいことだらけの全日空メキシコ直行便に期待したいと思います。
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また、チリでM8.2の大地震が起きた‼!
2014-04-03
4月1日、南米チリでマグニチュード8.2の地震がありました。現地のニュース
チリの地震というと、1960年に起きたマグニチュード9.5(推定)に達する大地震が有名です。これによって引き起こされた津波はハワイを襲った後に日本にも到達し、死者行方不明者142人という被害をもたらしました。
今回の地震はこの時ほどの規模ではありませんでしたが、テレビニュースなどで盛んに津波に対する警戒を呼びかけたのは、3.11だけでなく、この時の経験があったことも大きいでしょう。
チリは、定期的に大きな地震に襲われています。前回は、2010年に起きたマグニチュード8.8の地震で、この時は800人を超える死者が出たとされています。
今回は、今のところ死者が6人と比較的被害が軽い状況です。この理由は、この地域では建物にアメリカのカリフォルニア州同様の建築基準が適用されていためとされます。建物が頑丈なために倒壊が少なく、死傷者も少なかったということです。
地震があったチリ北部の海岸部は、漁業が盛んに行われており、気候がよくて、住みやすい土地柄です。以前、この近くでとったカツオを刺身にして、腹いっぱい食べたことがありました。
まだ、余震も続いているようですが、早く、地震活動が収まり、じゅみんの人たちが普段の生活を送れるようになればいいと思います。
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エクアドルで起きた日本人銃撃事件に驚いた!!
2014-01-10

エクアドルの人気観光地ガラパゴス諸島
エクアドルで起きた日本人銃撃事件には驚きました。
海外で日本人の旅行者が事件に巻き込まれることは多いですが、殺されるところまでいくのはそれほど無いと思います。
報道によると、被害者の夫婦はグアヤキル市内の高級ホテルに夕食に出かけた後、宿泊先のホテルに戻る途中に襲われたということです。行きにはホテル専属のタクシーに乗ったものの、料金が高かったことから、帰りには流しのタクシーを拾ったそうです。
犯人グループは、高級ホテルに出入りする観光客を狙って、待ち伏せていたのでしょう。ホテルから出てきた夫妻は、犯人の仲間のタクシーに乗ってしまったようです。犯人たちは別の車でタクシーを追いかけ、夫妻が乗ったタクシーの運転手は人気のない倉庫のような場所に車を停めました。すぐ、犯人の二人が助手席と後部座席に乗り込み、夫婦の頭を殴り、クレジットカードの番号を聞き出そうとしたものの、ご主人と怒鳴り合いになったりしてうまく行かず、隣りに座った犯人がご主人を銃撃。その後、奥さんを車の外に引き出して銃撃したということです。
ネット上では、この被害者夫婦の行動に対して、非難する書き込みがたくさん出ています。
その言い分は、「タクシー代をケチったのが悪い」とか、「外国慣れしている旦那が犯人に抵抗した結果だ」、「エクアドルのような治安の悪い場所に新婚旅行に行くなんておかしい」といったようなことです。
亡くなった被害者を鞭打つようなこういう書き込みは、はっきり言って不快ですね。たぶん、新婚旅行先にガラパゴス諸島を選び、美しい自然を楽しみにしていたが若い夫婦が、無残にも夢も希望も、人生さえも断たれてしまったのですから、夫妻に落ち度があるなどとは誰にも言えないはずです。
ただ、私も間もなくメキシコに出かけますので、こうした事件は人事ではありません。
海外で犯罪に巻き込まれないようにするためには、この事件は一つの教訓として役に立ちます。つまり、高級ホテルは出入りするだけで大きなリスクになる、観光客は流しのタクシーには乗らない、強盗に出会ったら要求に大人しく従う、というようなことです。
こうしたことは、外国旅行の注意としてよく言われていることですが、実際に旅行をしていると、慣れもあって、無視して行動することが多くなります。
「自分は大丈夫だ」という、根拠の無い自信が危険を呼ぶのですから、これから、できるだけ注意して旅行したいと思います。
ちなみに、グアヤキルには昔、ガラパゴス旅行のために行ったことがあります。当時、エクアドルとペルーが国境を巡る戦争をしていて、私はスパイ容疑で捕まり留置場に入れられました。
グアヤキルも今は観光地になっているそうですが、私にはラテンアメリカで二度と行きたくない場所の筆頭です。
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ウルグアイ政府がマリファナを合法化!?
2012-06-25
南米ウルグアイでマリファナの販売と流通を合法化し、これを政府が管理するという内容の法案が提出されたそうです。もし、この法案が可決されれば、ウルグアイは世界で初めてマリファナを政府の専売品とする国になるわけです。

ウルグアイでこのような法案が提出された背景には、これまで麻薬問題があまりなかったこの国でも、近年、麻薬の取引を原因とする犯罪が増加していることがあります。
マリファナなどの麻薬を全て禁止し、麻薬組織の活動を封じ込めることができればいいのですが、周辺諸国の例からもそれは無理という判断なのでしょう。それなら、比較的社会への影響が少ないソフトドラッグ(マリファナ)を合法化することでハードドラッグの利用を抑制し、さらに流通・販売を政府が管理することで麻薬組織の資金源にならないようにすればいいというわけです。
そううまくいくかわかりませんが、一つの社会実験として面白いと思います。
これまで、マリファナの問題は、主にヨーロッパで激しい議論がなされてきました。世界中のほとんどの国でマリファナの販売や所持が禁止されている中で、オランダでは一定量以下のマリファナの販売が認められています。これが、近隣諸国にまで影響を及ぼし、反対派と容認派の論争が続いているわけです。
これまで、マリファナ容認派は、マリファナ吸引には大きな害はないことや、仮に吸引して害があるとしても、それは個人の健康問題に過ぎないのだから、法律で取り締まるのは適切ではないという主張をしてきました。一方、反対派はマリファナの吸引が健康や人格に悪影響を及ぼす危険性があるだけでなく、これを入口としてハードドラッグに容易に移行する危険性も指摘しています。
どちらの言い分が正しいのか、よくわかりません。ただ、オランダ国内の状況を見ると、マリファナの使用が必ずしもハードドラッグの使用に結びついてはいないようです。
ちなみに、ウルグアイにはマリファナ使用に関する法律がないそうで、現在でも個人で使用する分には問題ないそうです。
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