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ボリビアで「美しすぎる県知事候補」が話題に

 2010-03-09
 日本では、美しすぎる市議会議員と呼ばれる藤川ゆり氏が、今年の夏の参議院議員選挙に出るのではないかということで話題になっていますが、南米ボリビアでは、元ミス・ボリビアのジェシカ・ホルダン氏がベニ県の県知事選に与党の候補として出馬し、大きな話題になっています。


テレビ番組に出演したジェシカ氏

 ボリビアでは、4月4日に統一地方選挙が行なわれるため、3月7日にアルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領がジェシカ候補を応援するためにベニ県を訪れて応援演説を行ったということです。テレビでも、ジェシカ候補はよく取り上げられており、「ベニは変化と改革を受け入れる」などととエキセントリックに叫んでいました。

 ベニ県と言うのは、ボリビア北部のアマゾン地域に広がる大きな県ですが、日本とのかかわりが結構深いのです。南米への移民は、ペルーのほうがブラジル移民より早く、1899年に第1回が行われています。しかし、この移民でペルーに渡った人たちは悲惨な状況に置かれ、このうちの一部がボリビアに移り、ベニ県のリベラルタという町の周辺に入ったのです。この経緯については「アンデスを越えた日本人(中公新書)」という本に詳しく書かれています。

 その後、一時はベニ県などに住む日本人や日系人は2000名以上に達したそうで、その後も現地で生活し続ける人たちがかなり多かったのです。戦後は、サンタクルス県のオキナワやサンファンへの移住が開始されたため、ボリビアの日系社会と言うと、こちらのほうが注目され、ベニ県の日系人たちは忘れ去られた存在になりました。

 しかし、ベニ県の日系人はボリビア社会に根を張って、確固たる地位を築いているようです。
 以前、ボリビアに行った時に、ベニ県の日系人で国会議員になった人と話しをする機会がありました。日本語もまったく話せないし、日本食もほとんど食べたことがないと言う人でしたが、日系人としての誇りを強く持ち「ボリビアに日系人の大統領を誕生させるのがわれわれ日系社会の夢だ」と話していたのが印象的でした。

 ベニ県という日本にはなじみのない土地ですが、美人県知事候補をきっかけに、少しこの地方に関心を持つ人が出てきたらいいなと思います。 

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ボリビアの新飲料水「コカ・コーリャ」って何?

 2010-02-16
 南米のボリビアで、世界を席捲する米国のコカコーラに対抗して、新たな清涼飲料水が発売されるということです。その名は「コカ・コーリャ」。コーリャなんだ?って感じですね。

cocacolla.jpg

 現地の新聞報道によると、この飲料水には麻薬の原料であるコカ葉を使用するそうです。同国のエボ・モラレス大統領は、コカを栽培する農家の出身で、コカの葉をアンデス地域で古来から使われる伝統的な産物として栽培を認めています。

 これに対して、米国や国内の反対勢力は麻薬であるコカインの精製を助けるものとして批難しています。実際、コカの葉はアンデス地域の先住民の間で日常的に使用されているものの、需要はそれほど大きくないため、コカ栽培の促進によって、その一部が麻薬などの不法行為に葉が使われるのではないかという不安は拭えないわけです。
 
 そこで、ボリビア政府には、コカの葉を原料とする清涼飲料水を作ることでコカ栽培農家の経済的安定を図り、不法行為にコカの葉が使用されることを防ぎたいという期待があるようです。

 そもそも、コカコーラという飲料水にも、これが作られた初期にはコカの葉が使われていました。それが、コカ・コーラの名前の起源ということなのです。もちろん、現在はコカを使ってはいません。でも、コカ・コーラ独特の薬臭い味に、かつて使われたコカの名残があるように感じます。

 このコカが持つ不思議な魅力により、ひょっとしたらコカ・コーリャがヒット商品にならないとも限りません。ただし、コカの流通は世界各国で厳しく制限されていますから、例えば、ペルーの「インカコーラ」は日本でも飲めますが、コカ・コーリャは絶対に飲むことはできません。

inca_kola.jpg
ペルーの代表的な飲料水「インカ・コーラ」

 ちなみに、ボリビア以外ではペルーやエクアドルでも、この商品の発売を計画しているそうです。一度、飲んでみたいものです。

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旱魃で南米チチカカ湖が深刻な状態に

 2009-11-14
 南米チチカカ湖の水位が大きく下がり、湖の環境システムが深刻な危険に陥っているというニュースがペルーの新聞に出ていました。


 チチカカ湖畔にあるボリビアの観光拠点コパカバーナのPRビデオ

 チチカカ湖を管理するLa Autoridad del lago titicaca(ALT)の話では、最近の7カ月間に湖の水位は81cm下がり、海抜3808.25mとなったといいます。これは、過去最低だった1949年の数字を下回るそうです。これ以上水位が下がれば、湖の生態系に大きな影響を与えることが予想されます。

 このような状況が起きている最大の理由は雨不足にあります。チチカカ湖にはボリビアから川が流れ込んでいるために水位を保っているのですが、現在、ボリビア各地は深刻な雨不足に見舞われているのです。

 ボリビア政府は、チチカカ湖の上流に当たるラパス県などに旱魃の非常事態を発令しています。この地域では水不足が深刻になっており、農業などに被害が生じていますが、それだけでなく市民生活や産業まで影響が生じ始めているということなのです。

 こうなった背景として挙げられているのが、ペルー沖の海水温が上昇する「エル・ニーニョ現象」です。まだ、エル・ニーニョとボリビアの気象との因果関係は明らかにされていませんが、影響は確実にあるようです。また、この影響はボリビアだけでなく、エクアドル、アルゼンチン、パラグアイなどにもおよび、各地で旱魃が発生しているというのです。

 私が以前ラパスに滞在していた時は、やはり雨季の終わりころで、ものすごい豪雨が降りました。ラパス市内は石畳の道が多いのですが、雨の勢いがすごいために道路にキッチリとはめ込んだ石が流れ出してしまい、穴が開いた状態があちこちで見られたものです。

 雨は都会の人にはあまりありがたくないものです。しかし、地方の農家や自然環境にとってはなくてはならないものですから、旱魃となると大変です。

 また、あの巨大なチチカカ湖が縮小したり、消滅したりすることになったら自然環境に大変な影響があると思います。そんな心配はないと思う人もいるかもしれませんが、南米では巨大な湖が消滅した前例がありますから、ないとは言えないのです。

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ボリビアで「チエ・ゲバラの日記」が発見された

 2009-10-17
 行方がわからなくなっていた「チエ・ゲバラの日記」が発見されたというニュースがボリビアの新聞に出ていました。

cuba66.jpg

 この日記はゲバラがボリビアで活動していた1966年から1967年にかけて書かれたもので、ゲバラがサンタクルスのバジェグランデで処刑されたのち、所在がわからなくなっていました。 

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、このゲバラ日記のコピーを16日から同国コチャバンバで開かれている米州ボリバル代替統合構想(ALBA)のサミットに参加したラテンアメリカの各国首脳らに贈るということです。

 まあ、日記の内容はともかく、ゲバラは世界中で人気がある革命家であり、これによってボリビアが注目されるのはいいことだと思います。

 また、キューバの新聞「グランマ」には、フィデル・カストロ前議長がノーベル平和賞受賞について言及し、オバマ米国大統領よりエボ・モラレス大統領の方がノーベル平和賞にふさわしいと語ったという記事が出ていました。

 米国の覇権に対抗するALBAの存在感が増している中で、エボ・モラレスの注目度も上がっているということでしょうか・・・?

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天空の鏡 ボリビア・ウユニ塩原

 2009-06-14
 昨夜、NHKの「ワンダー×ワンダー」という番組でボリビアのウユニ塩原を紹介していました。
 
 ウユニ塩原というのは世界最大の塩の大平原のことです。いわゆる塩の湖である塩湖は数多くありますが、これだけ巨大な塩の平原はここにしかないのです。

 番組では、ウユニ塩原が四国の約半分に達する広大な面積を有しながら、その高低差は最大で50センチしかないということを紹介していました。つまり。ここは世界でも類を見ないまっ平らな平原なのです。
 
 このため、そこに雨が降ると表面に1センチくらいの雨の膜ができるのです。
 すると、塩原は巨大な鏡に変わります。

 youtubeにこの鏡になったウユニ塩原の映像がありました。



 真っ白な塩の平原だけでも美しいのですが、それが鏡になると空の青さや白い雲を映し出します。そこに立つと空中を歩いているような感じになります。

 すごい光景ですね。

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