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グアテマラで6万ものマヤ文明の建造物が発見された!

 2018-02-26

mayareseacher.jpg 

 グアテマラ北部のペテン州を中心とした地域は古代マヤ遺跡の宝庫として知られていますが、近年、高性能のレーザースキャナーを使った調査を行った結果、ここに6万にも及ぶマヤ文明の建造物があることが分かったそうです。

 調査を行ったのは米テュレーン大のプロジェクトチーム。「LiDAR laser technology」と呼ばれる、遠距離から物体を感知できるレーザー光走査技術を用いて、ペテン州のジャングルをくまなく調べたそうです。

 これまで世界中の数多くの学者がペテンのジャングルを調査してきましたが、深い密林に埋もれた遺跡の調査は手間と時間がかかり、個別の都市の調査でさえ遅々として進んでいない状態です。まして、広大なジャングルの中にマヤ文明の都市遺構がどのように分布しているかといった全体像をつかむのは不可能とされてきたのです。

 プロジェクトの考古学者マーセロ・カヌト氏は「密林の下に何があるかを見るために、密林を切り開く必要はもはやない」と語ったそうです。この調査が進めば、新たな都市の発見と発掘調査のために大いに役立つのではないかと思われます。

 ちなみに、同プロジェクトでは、マヤ文明最大の都市とされているティカルの調査も行い、これまで自然の丘と考えられていたものが高さ30mに達するピラミッドだったことが分かったそうです。

tikal09.jpg 
マヤ最大のティカル遺跡も、ほとんど密林に埋もれている。


 それにしても、ペテン州に6万ものマヤの建造物が埋もれているというのは驚きです。隣接するメキシコやベリーズも調査したら、もの凄い数のマヤ遺跡が発見できるということになりますね。



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世界の終わりの日がやってきた!!

 2012-12-20
 いよいよ、マヤの予言とされる世界の終わりの日(12月21日)がやってきました。こういう話題は多くの人が関心を持つようで、数日前からテレビなどのマスコミでも盛んにこのことを取り上げていました。

 テレビ番組などでも解説していたように、2012年12月21日は5126年周期になっているマヤの長期暦が終わりを迎えるわけです。では、12月22日はどうなるかというと、世界が消滅しているわけではなく、次の長期暦がスタートするだけです。西洋暦では、100年周期になっている世紀が終われば次の新しい世紀が始まります。それと同じです。

 20世紀が終わるときにも、世紀末の予言が話題になりました。「世界の終わり」騒動はこれと同じ社会現象と言えます。

 こうした終末論は、キリスト教徒が特に好きなようで、聖書の黙示録がよく引合いにに出されます。しかし、どこの文明でも、多かれ少なかれ終末論はあるようです。

 例えば、仏教にも末法という考えがあり、釈迦の死後1500年あるいは2000年後には仏教が力を失ってしまう世界になるとされています。

 また、メキシコを支配したアステカ文明は、王が終末論を信じたことが文明崩壊の要因とされています。ちなみに有名なアステカのカレンダーには5つの太陽が彫刻されており、アステカ隆盛の時代の前に4つの太陽の時代があったことが示されています。

 マヤ文明も、終末論と同じような運命論に支配されていたのは有名です。このため、多くのマヤの都市が突然放棄された原因が、この運命論とする研究者も多いのです。

 終末論も真剣に信じると困ったことになるわけですが、変わった話題を楽しむという感じならいいのではないかと思います。
 
 ちなみに、この話題のおかげで、私の写真が「本当に怖いマヤの予言(監修:マギー、イースト・プレス刊)」という本のカラー口絵に掲載されました。

本当に怖いマヤの予言



 考えてみれば、12月21日はマヤの壮大な長期歴の一時代の終わりであり、12月22日は5000年以上続く新時代が始まるおめでたい日といえます。これまではマヤの人々にとって苦難に満ちた時代だっただけに、新しい時代は幸せが続くことを願うばかりです。


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グアテマラでマヤの「夜の太陽の神殿」を発見

 2012-07-25
 グアテマラ北部のジャングルに眠るマヤの遺跡、エル・ソツ(El Zotz)で、高さ1.5mの漆喰マスクが壁面に据え付けられた「夜の太陽の神殿(El Templo del Sol Nocturno)」が発見されたということです。


elzotz.jpg


 エル・ソツ遺跡は、マヤ最大級の古代都市ティカルの西20㎞に位置する小規模な都市だったと考えられています。

 2010年ころ、サイトを調査していた考古学チームが、高さ13mのピラミデ・デル・ディアブロ(悪魔のピラミッド)を発掘し、その頂上で王墓を見つけました。ここに葬られているのはエル・ソツの最初の王だと考えられています。時代は西暦350年~400年とされています。

  その後も発掘調査が進められ、最近になってピラミデ・デ・ディアブロの後方のジャングルの中から夜の太陽の神殿を発見したということです。

 夜の太陽の神殿という名は、壁面の漆喰彫刻に由来します。神殿の壁面には高さ1.5mの漆喰装飾が帯状に施されており、一定の間隔で複数のマスクが据え付けられています。その顔は、1日かけて空を移動する太陽神の顔の変化を表現しているそうです。東の空に昇る太陽はサメのような顔、昼の太陽は血を飲む寄り目の古代人の顔、最後は、夕暮れに付近を徘徊するジャガーのような顔という具合です。

 遺跡を発掘した米国ブラウン大学の考古学者スティーブン・ヒューストン氏は、マスクの色について「残された塗料から紅色に塗られていた」と推測しています。真っ赤に塗装された大きなマスクが壁面から突き出た神殿は、特に夜明けや日没に大きな視覚効果を発揮したはずです。こうした住民や周辺勢力への劇的な効果を考えて作られたのが「夜の太陽の神殿」というわけです。

 大きなマスクを神殿の壁面に据え付けるのはマヤではよく行われました。ティカルの神殿でもマスクが発掘されていますし、ベリーズのラマナイ遺跡の神殿を飾る大きなマスクも有名です。こうした古代文明の装飾は非常に手が込んだ素晴らしいデザインのものが多く、是非、実物を見てみたいですね。



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