エルサルバドルのホヤ・デ・セレン遺跡に行く!

 2015-02-17

コスタリカから、約21時間かけてエルサルバドルの首都サンサルバドルにやって来ました。

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コスタリカからエルサルバドルまで4カ国を走り抜けるTICAバス。3食付きで、国境以外は止まらない。当然、値段は高い。


中米でも最悪クラスの危険な街です。近年、マラスという麻薬と殺人を生業にする集団が有名になっていますが、街中では強盗やスリが多く、汚くて、人が少ない道を歩くと緊張でしびれます。夜、食事をした帰りに、歩いてホテルに戻ったのですが、道を誤り、人気のない暗い場所を数ブロック通らざるを得なくなった時は焦りました。

ところで、エルサルバドルの遺跡というと、世界遺産であるホヤ・デ・セレンが代表です。今回は、ここと、その近くにあるサン・アンドレスの二つの遺跡に行くことにしました。

二つの遺跡はサンサルバドルからサンタ・アナに行く途中にあります。市内の西ターミナルからバスに乗り、まず、ホヤ・デ・セレンを目指しました。ところが、このバスが暴走したのです。

ボンネットのチキンバスですが、幹線道路に出るや猛スピードで他の車をまくったり、かわしたりの連続。行くてを遮る車があると、空ぶかしで威し、追い抜きざまに、相手の運転手を睨み付けるのです。

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チキンバスは猛スピードで走るのでした。


私は、運転手の後ろに座ったので怖くて仕方ありません。万一ぶつかれば、安全性を無視した作りのチキンバスの乗客は死ぬか重症を負うでしょう。ただ、この運転手は外見が怖いわりに親切で、遺跡の少し前から「次の停留所だぞ」と、教えてくれました。

ホヤ・デ・セレンの前でバスを降り、かなり立派な作りの施設に入ります。中は熱帯植物が生い茂る公園のようになっていて、屋根掛けされた施設の中に遺跡があります。

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ホヤ・デ・セレンの入り口。


この遺跡の特長は、火山の噴火による火山灰に埋もれた農耕集落が掘り出されていることです。
従って、ピラミッドや神殿などの建造物はなく、マヤの農民が住んだ家や儀式用の蒸し風呂などがあるのです。大規模な建造物がある遺跡を期待するとがっかりしますが、マヤの農民の日常が想像できるような遺跡は他に例がなく、非常に重要な場所と言えます。

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農耕集落の住居跡。


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儀式の際に身体を清めるために使ったスチームサウナ。



まあ、1時間もあれば見終わりますから、遺跡好きとしては物足りなさがあります。が、これは見ておいてよかったと思います。

次にサン・アンドレス遺跡に向かいました。売店のおばさんに聞くと、バスで幹線道路まで戻って、サンタ・アナ方面のバスに乗り変えればいいと言うのです。

この辺りはバスが頻繁に走っていますので、簡単に乗り変えに成功しました。この運転手は静かな人でしたが、遺跡公園の前で「ここだ」と教えてくれました。

バスを降り、しばらく林の中を歩くと遺跡公園の入り口があります。ここもかなり立派な施設です。遺跡と教育用の施設や公園が一体になっているのです。ホヤ・デ・セレンと同じで、観光客は誰もいません。

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サン・アンドレス遺跡の入り口。


この遺跡は、普通です。ピラミッド型神殿を中心とした小規模な建造物群が残されているだけで、特に見るべきものがある訳ではありません。遺構の下部にトンネルがあり、発掘調査が行われていますが、入ることは出来ませんでした。

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小型のピラミッド型神殿。


ただ、全く人がいないので、自由に歩き回り、少し離れたところにあるピラミッド神殿らしき小山まで行って来ました。炎天下でしたが、静かな自然が存分に楽しめました。

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未発掘で雑草に覆われた神殿。


グアテマラやメキシコの巨大遺跡とは比べられませんが、こうしたマイナーな遺跡もそれなりに楽しめる部分があると思います。


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