グラミー賞ラテン部門最優秀賞ベストアルバムに輝くミュージシャン
2010-02-02
1月31日、第52回グラミー賞の授賞式がロサンゼルスで行われ、ビヨンセが最優秀楽曲賞を含む6冠に輝きました。そこで、今回は、日本ではほとんど注目されることがないラテン部門の受賞者を紹介したいと思います。グラミー賞のラテン部門には、「ベスト・ラテン・ポップアルバム」「ベスト・トロピカル・ラテンアルバム」「ベスト・バンダアルバム」など7つの部門賞があります。このうち、最優秀ベスト・ラテン・ポップアルバムにはラ・キンタ・エスタシオンの「Sin Frenos (シン・フレノス)」が、最優秀ベスト・トロピカル・ラテンアルバムにはルイス・エンリケの「Ciclos(シクロス)」が選ばれました。
最優秀ベスト・ラテン・ポップアルバムを受賞したラ・キンタ・エスタシオンというのはスペインのマドリッド出身の3人組バンドで、ボーカルはナタリア・ヒメネスという女性が担当しています。活動拠点はメキシコで、現地では凄い人気だということです。グラミー賞を受賞したことで、ラテンポップ界のトップスターとして今後の活躍が期待されます。
ラ・キンタ・エスタシオンが出演した番組
最優秀ベスト・トロピカル・ラテンアルバムを受賞したルイス・エンリケは中米ニカラグア出身で「サルサの貴公子」と呼ばれたミュージシャンです。
昨年のプエルトリコでのコンサートの様子
よろしければワンクリックお願いします。

にほんブログ村
タグ :
ボゴタでハイチ支援のコンサート開催
2010-01-29
コロンビアの首都ボゴタで、1月28日にハイチ支援のためのコンサートが開かれました。これは、ボゴタにあるドミニカ共和国大使館とボゴタ市による共同開催で、ハイチへの寄付を募る活動の一環としています。このコンサートには、ドミニカ共和国とコロンビアのアーティスト約30組が出演。市中心部にあるボリーバル広場で、朝8時から夜10時まで地震被害にあった人々のために歌い続けたということです。
ハイチ支援コンサートの様子
よろしければワンクリックお願いします。

にほんブログ村
タグ :
ラテングラミー2009「カジェ13」が5部門の栄冠
2009-11-29
少し遅れましたが今年のラテングラミー賞の話題です。今年のラテン音楽界の最高峰を決める「ラテングラミー2009」が11月5日にラスベガスで開催されました。
事前に注目されていたのは、5つの部門にノミネートされたプエルトリコ出身のヒップホップ・デュオ「Calle13(カジェ・トレセ)」でした。結果は、「Record of the Year」と「Album of the Year」の主要2部門を含む5部門全てに輝くという快挙を成し遂げました。
会場ではCalle13とパナマ出身の大御所ルベン・ブラデスが競演しましたが、日本の大太鼓を取り入れた迫力ある演奏が行われました。太鼓がこんな風に使われるとはとちょっと驚きでもあります。是非、映像を見てください。
そのほか、「Best Contemporary Tropical Album」にはブエナビスタソシアルクラブで一世を風靡したキューバの女性歌手オマーラ・ポルトゥオンド、「Best Singer-Songwriter Album」にはブラジルの大御所カエターノ・ヴェローゾ、「Best Folk Album」には今年の10月に亡くなったアルゼンチンの国民的歌手母メルセデス・ソーサが輝きました。
よろしければワンクリックお願いします。

にほんブログ村
タグ :
ラテングラミー2009年の各部門ノミネート発表
2009-09-20
毎年11月に発表されるラテングラミー賞ですが、2009年の各部門にノミネートされたアーティストやアルバムが発表されました。注目のベスト・アルバムとベスト・ソング部門にノミネートされたのは以下のようになっています。★ベスト・アルバム
Calle 13「Los de atras vienen conmigo」
Andres Cepeda「Dia tras dia」
Luis Enrique「Ciclos」
Ivan Lins & The Metropole Orchestra「Regencia: Vince Mendoza」
Mercedes Sosa「Cantora 1」
★ベスト・ソング
Luis Fonsi, Aleks Syntek, Noel Schajris y David Bisbal「Aqui estoy yo」
Andres Cepeda「Dia tras dia」
Bebe「Me fui」
Alejandro Lerner「Verte sonreir」
Luis Enrique「Yo no se manana」
中でも注目はプエルトリコのヒップホップデュオである「Calle 13(カジェ・トレセ)」です。彼らは主要2部門を含むトータル5部門にノミネートされています。
実際にベスト・アルバムにノミネートされた「Los de atras vienen conmigo」を聞いてみると、なかなかいけてます。
calle 13-Fiesta de locos[los de atras vienen conmigo]
それから、ラテンアメリカの有名アーティストたちとの共演で話題になったメルセデス・ソーサの「Cantora 1」もベスト・アルバムに選ばれました。以前も紹介したコロンビアの歌姫シャキーラとコラボした「 La maza」は心にしみます。
Mercedes Sosa Cantora 1 - La maza
よろしければワンクリックお願いします。

にほんブログ村
タグ :
キューバ好きの作家、村上龍プロデュースのコンサート
2009-09-11
今日は、久しぶりに音楽の話題を取り上げます。キューバ好きで知られる作家の村上龍がキューバの人気音楽グループを日本に紹介するライブ・イベント「RYU'S CUBAN NIGHT 2009」が今年も11月に開催されます。
今年の出演は、昨年に続いてキューバでNo.1の人気というオルケスタBamboleo(バンボレオ)となっています。
バンボレオというと名曲の名前と同じですが、このグループは、キューバの歌姫タニア・パントーハをメインボーカルとし、ピアニストであるラサロ・バルデスが率いるオルケスタということです。
ちなみに、タニア・パントーハのアルバム「Besame Mucho」に収録されたラテン音楽の名曲「コーヒールンバ」は、テレビ東京 「カンブリア宮殿」エンディングテーマ曲に使われているそうです。
そこで、タニア・パントーハとバンボレオの音楽とはどんなものか調べてみるとYoutubeにこんな音楽がアップされていました。
けっこういいですね。気に入りました。
コンサートにも行ってみたいな・・・。
RYU'S CUBAN NIGHT 2009のHP
よろしければワンクリックお願いします。

にほんブログ村
タグ :