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高野潤氏の思い出。

 2016-11-01

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2006年に開かれた写真展のポスター。


 アンデスの写真家として知られる高野潤氏が亡くなったという知らせが来ました。

 高野氏は1972年からペルー、ボリビアを中心としたアンデスの写真を撮り続け、数多くの写真集や著作を出版しています。中南米関連の世界では、アンデスの写真家と言えば、高野氏というほど、他の追随を許さない経験と知名度があった方です。

 私は1983年にボリビアのラパスで氏とお会いし、一緒に酒を飲んだものです。帰国後も付き合いが続き、氏が行きつけの新宿ゴールデン街などでアンデスの話に花を咲かせました。

 その縁もあり、このブログでも氏が著書を出版するたびに紹介してきました。

 ここ数年、高野氏とは定期的に連絡を取っていたのですが、ペルーにでかけている間は連絡がなく。最近は「また、ペルーで写真を撮っているんだろう」と思っていたところでした。

 すでに70近い年齢となりながら、毎年、長期間ペルーに出かけるバイタリティには敬服していました。ただ、一緒に飲んでいても、体調があまりすぐれない様子が見えており、心配もしていたところです。

 ラテンアメリカでつながる貴重な友人を失い、残念としかいいようがないです。

 ご冥福をお祈りいたします。




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マチュピチュの道路が崩れ通行止に!!

 2014-01-13
 ペルーのマチュピチュ遺跡へつながるバス道路が1月10日に崖崩れを起こし、通行不能になっているそうです。

 ニュース映像で見ると、かなり大きな石が道をふさいでいます。いちおうショベルカーも入っていますが、基本的には石を手作業で取り除いているため、道路の復旧には時間がかかりそうです。

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 ただし、歩いてマチュピチュに登る道はあるため、体力に問題なければ遺跡に行くことは可能です。ニュース映像でも、雨の中、合羽を着て山を登る観光客の姿が映っていました。

 マチュピチュ周辺では、雨季に当たる1~2月は毎年何か問題が起こりますので、観光するにも予定通りにはいかないと覚悟したほうがいいと思います。

 私は、昨年2月に行きましたが、この時も大雨で川が増水したことから2日間マチュピチュへの入場が禁止になりました。ツアーで日程が決まっていたら、アウトですね。

 クスコ周辺では毎日のように雨が降りますので、いたるところで浸水被害やがけ崩れなどの問題が起きます。リマからクスコに行く飛行機も、大雨が降ると視界不良ということで飛びません。2時間や3時間遅れるのは日常茶飯事のことですから、これからこの地方に旅行する計画がある方は、余裕を持った日程を組んだ方が無難です。

 それならマチュピチュは乾季に行った方がいいかというと、そうでもありません。

 雨の時期は、美しい周囲の緑に覆われた遺跡が見れますし、なにより雲の中から現れる遺跡やワイナピチュの姿は神秘的で、感動します。乾季では、こうした光景はなかなか見れないと思います。

 この時期の旅行は大変ではあっても、行く価値はそれ以上にあるのではないでしょうか。


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ペルー、リマの海岸に斜めの額縁ホテルが?

 2013-09-22
 観光開発に力を入れているペルーで斬新なデザインのホテルや歩道などの建設計画が注目されています。

 中でも、特に大胆なデザインが「アンバランス(UNBALANCE)」と名付けられたホテル。その名の通り、まるで、フォトフレームが海岸に斜めに突き刺さったような形をしているのです。

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 これを設計したスペインの「OOIIO」という設計会社によると、これまでリマには世界にアピールできるようなシンボル的な建物がなかったので、想像力を刺激する過激で斬新な建物を作りたかったということです。

 建設計画ではこのホテルには125の客室、会議場、屋上レストランなどがあるそうです。室内はもちろん水平になっていますが、一部には非垂直の空間も取り入れるそうです。
 建設場所は、この絵の感じからは、首都リマの高級住宅街であるミラフローレスの海岸沿いにある崖を想定しているようです。ただ、今はまだ提案している段階で、この設計を受け入れる企業も決まっていません。

 あまりにも大胆なデザインなので、果たしてこの計画を実現できる企業や投資家が出てくるかが問題です。建設会社としては、これから発展が見込まれる南米市場を見込んで、大胆な提案で注目を集めることができればいいのかもしれませんが・・・・。

 OOIIOは、もう一つ、建設地をリマの南部海岸と想定し、自然環境との調和を考えた「HOTEL INGOT」も設計しています。こちらは、ペルーの海岸線の自然に溶け込む?金塊のようなデザインのリゾートホテルで、すでに興味を示している企業があるようです。

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 さらに、すでにリマ市が建設主体となって計画が進められている歩道橋「PUENTE PEATONAL MIRAFLORES-BARRANCO」も設計しています。

 こちらも、結構大胆なデザインで、形状はインカの宝飾品に使われた貝や水晶などをモチーフにしているそうです。設計会社によると、完成は2016年の予定だそうです。

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 ミラフローレスとバランコという二つの高級住宅地を結ぶ巨大な歩道橋が3年後のリマで見れるかもしれません。


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ペルー古代文明の王族の墓で大発見

 2013-07-01
 6月27日、南米ペルーで、かなり規模の大きい古代文明の王族の墓の発掘調査が行われ、3人の女王と60人の遺骨、金銀の装飾品など約1000点あまりが発見されたというニュースがありました。

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 これは、南米のツタンカーメンと呼ばれたシパン王の墓の発見以来の出来事と現地の新聞は伝えており、テレビのニュースでも詳しく取り上げられています。

 この発掘は、首都リマの北方約300kmに位置するウァルメイという街にあるエル・カスティーリョ・デ・ウァルメイ(El Castillo de Huarmey)遺跡でポーランドとペルーの合同チームによって行われていました。

 この遺跡は西暦700~1000年頃にペルーのアヤクチョ地方を中心に栄えたワリ文化のものとされ、今回の発見があった王墓は約1200年前のものと考えられているそうです。

 このワリ文化というのは、ペルーの南部から北部にまたがる広大な帝国を築き上げたとされますが、同時代にペルー南部からボリビアにかけて栄えたティワナク文化とアンデス地域を二分していたとされています。ペルー北部海岸部では、ほぼ同時代にシパン王のモチェ文化も栄えており、この両文化の衝突、あるいは棲み分けがどうなっていたか、まだよくわかっていないようです。

 ペルーでは多くの遺跡が盗掘者によって暴かれて、貴重な遺物が持ち出されてしまっています。ワリ文化の遺物は非常に精巧な工芸品が多く、このエル・カスティーリョ・デ・ウァルメイでも、盗掘が繰り返されて、多くの遺物が散逸してしまったそうです。そんな中、発掘チームは航空写真と電磁波地中レーダーを使って遺跡を精査し、盗掘者が見つけられなかった地下の霊廟を発見したということです。

 ペルーで最大の発見とされたシパン王の墓の発見は1987年のことでした。現在、その優れた遺物はシパン王墓博物館に展示されており、古代文明が生み出した驚異的な工芸品の数々を見ることができます。また、島田教授が発掘したシカン文化の優れた工芸品も国立シカン博物館に展示されています。見るべき遺物があまりないインカと比べると、これは驚異的な質と量なのです。
 
 これまで、インカにばかり関心が行き、北部ペルーの文化に目を向ける人は少なかったのですが、このエル・カスティーリョ・デ・ウァルメイの遺物が公開されると、モチェ(シパン)、シカン、ワリという三つの優れたプレインカ文化の遺物をリマの北部で見ることができるようになるわけです。いつになるか分かりませんが、シパン王墓博物館のような施設でこの遺物を見てみたいものです。


現地のニュース映像


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謎のカブレラストーンを見に行く

 2013-03-04
 
 地上絵で有名なナスカの隣にイカという街があります。ここに、オーパーツ(古代の技術や知識では製造が不可能な遺物)として有名なカブレラストーンというものがあります。以前、日本のテレビ番組でとりあげられたことで日本でも知られるようになり、関連書籍も何冊か出版されています。今回は、このカブレラストーンを見に行くことにします。

 カブレラというのは、イカで内科医をやっていたハビエル・カブレラさんのことです。この人は、先住民が発見したという表面に様々な絵が描かれた石を収集し、それらの絵が恐竜時代に人間がいたことや、宇宙人が地球に来ていたことを示していると主張したのです。

 なんだか眉唾的な話ですが、ペルーに詳しい人が「面白いので行って見よう」というので、暇だったこともあり、イカまで行ってみることにしました。

 イカまでリマから300㎞以上あります。こちらのバスは制限速度が90㎞/hとなっており、リマ市内から片道5時間近くかかります。それを日帰りで行くのですから、朝早く出なければいけないということで6時半の長距離バスに乗りました。

 ペルーの長距離バスはたいていが2階建てです。これまでもよく利用しましたが、今回初めて2階の一番前の席が取れたのです。数日前、オンボロバスでパチャカマックに行ったのと同じ道をバスは走ります。その時とは違って、見晴らしのいい席で、快調に走るバスを楽しみました。約4時間半でイカに到着。途中、停まらないバスなので早かったのです。

 カブレラストーンがある博物館は町の中心であるプラサ・デ・アルマスに面した建物にあります。普段はあまり訪れる人もいないため、いつ開いているのかわかりません。行って、閉館中だったら困りますので、事前に電話で確かめておきました。

カブレラ博物館
カブレラストーンの博物館


 博物館に行くと、すぐに中年の女性が出迎えてくれました。カブレラ博士の家族かもしれません。女性は、博士の肖像画が掛けられ、たくさんの石が並べられた書斎らしき場所に招き入れてくれました。そして、カブレラ博士が最初に手に入れたという石を見せてくれたのです。

カブレラ書斎
カブレラ博士の書斎


 そこには魚の絵が線画で彫られていました。カブレラ博士はこの線画を見てただものではないと感じたわけです。そこからカブレラストーンが世界を騒がすオーパーツとなったことを考えると、感慨深いものがあります。ただ、私には、子供が描いたような、たただの魚の絵にしか見えません。

カブレラ石1
最初のカブレラストーン


 そこから、女性の怒涛の説明が始まりました。石に描かれているあり得ない絵の説明は、次第にナスカの地上絵との関連に移り、地上絵は宇宙船が発着する場所だったこと、宇宙船の飛行は磁力によって行われており、その証拠に、磁力を持った石が地上絵の場所からは発見されていると言います。その、磁力でくっついている黒い石も見せてくれました。

カブレラUFO説明
宇宙船の発着方法を説明する図


 ひとしきり説明が終わると、「次は倉庫を見せてやる」と言います。そこで、部屋から外の通りに出ました。その時、どうしてこんな街のど真ん中のいい場所に家があるのか聞くと、「カブレラ家は町の創設者の子孫だからもともとこの場所に家を持っていたのだ」と言います。そして、「昔は今よりもっと大きな家を持っていたんだ」と誇らしげに顔を輝かせました。

 カブレラ博士は、医者であるだけでなく、この街の大変な名士だったわけです。科学的見識も十分に持っていたであろう、そんな人が、いい加減な石をせっせと集めるのはおかしな話です。この石には何か特別な秘密があると考えてもおかしくはないのですが・・・・どうもわかりません。

 倉庫は、書斎がある部屋のすぐ隣にありました。厳重にかけられたカギを外して狭い倉庫の中に入ると、大量の石が所狭しと置かれています。大きいのから小さいのまで、その数は全部で1万5000個もあると言います。

カブレラ倉庫
所狭しと並べられた石など


 その石の表面には様々な絵が描かれているのですが、多いのは恐竜の絵と手術の場面です。カブレラ博士は、この石の年代測定をした結果、1万2000年以上前に製作されたと主張しています。仮にこの年代が本当だとしても、恐竜は6500万年も前に絶滅していますので、その時代の人が恐竜を描けるはずはありません。

カブレラ手術
手術の様子を描いた石



 手術に関しては、脳外科手術を古代人が行っていたということが明らかになっていますので、絶対ないとは言い切れませんが、絵を見る限り、そんなに信憑性があるとは思えません。

 いろんな絵が描かれた、たくさんの石があって面白いのですが、見れば見るほど、あまり絵がうまくない人がおぼつかない手つきで描いた線画としか思えなくなります。

 古代の人が描いた絵は、洞窟壁画などが残されていますが、やはり本物は違うのです。絵が好きな人ならある程度理解できると思いますが、小銭稼ぎの土産物として描かれた絵と、ある情熱の発露として描かれた絵では、見る人がそこから受ける感情が全然違います。残念ながら、この石の絵からは古代人の真剣さや情熱は全く伝わってきません。

カブレラ説明
一生懸命説明してくれた女性


 ここまでやって来たのに、ちょっと残念な結果でした。しかし、信憑性はともかく、こういうものを頭から否定するのではなく、それなりに楽しむというのも大切ではないかと思います。

 この後、私たちはイカ最大の観光地、アメリカのオアシスと呼ばれるワカチナに行きました。ここは砂漠の中に湖があって、ヤシの木陰で涼む人や湖でボート遊びなどをする人が大勢います。まさに、砂漠のリゾート。ここが南米ということを忘れそうです。

イカワカチナ
ワカチナの湖


 私たちは、湖畔のレストランに入り、名物のアスパラガスのセビッチェをつまみに冷たい黒ビールを飲みました。そのうまさは格別でした。

 この1カ月間、トラブルにあったり、病気になったり、いろいろとあったペルー旅行でしたが、最後がよければ全てよしという感じで、ほろ酔い気分も手伝って、この上ない幸福感に包まれました。




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