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フアン・ルイス・ゲラが来日するぞ!

 2009-07-02
 「メレンゲ、バチャータの王者」と呼ばれるドミニカ共和国を代表するミュージシャンであるフアン・ルイス・ゲラが来日します。東京でも公演があるというので、早速、チケットを買ってきました。

 日本ではゲラを知っている人は多くないと思います。
 私がゲラの曲を初めて聞いたのは1993年にメキシコにいた時でした。1990年にリリースした「オハラ・ケ・ジュエバ・カフェ(コーヒーの雨よ降れ)」が大ヒットし、メキシコでもラジオなどからよくこの曲が流れてきていました。



 それは、いかにもラテン音楽らしい、明るくて親しみやすい曲でした。しかし、そのころの私は、スペインのメカーノのファンだったので、ゲラを気にしてはいなかったのです。

 ところが翌年、キューバに旅行した私は、テレビで放映されたゲラの特集番組を見てすっかりゲラの魅力に取り付かれたのです。キューバには有名なミュージシャンが大勢いますし、実際にいろんな場所で様々な音楽も聴きましたが、もうゲラにしか興味がなくなっていたのです。

 ゲラと言えば、メレンゲとともにバチャータという音楽でも有名です。ドミニカ共和国の大衆音楽であったバチャータは、ゲラの手によって世界的に知られるようになりました。そのきっかけとなったのが「バチャータ・ロサ(薔薇のバチャータ)」という曲です。この曲も欧米で大ヒットし、ゲラはグラミー賞を獲得しました。



 こうして、ゲラは欧米におけるラテンミュージシャンのトップスターの仲間入りを果たし、現在もその人気は衰えることがありません。

 2008年には2度目のグラミー賞を獲得し、2007年の第8回ラテン・グラミー賞では主要6部門を独占受賞するという快挙も成し遂げました。ちなみに、今回のグラミー賞で評価されたのは、「ラ・ジャーベ・デ・ミ・コラソン(私の心の鍵)」というアルバムで、メレンゲ、バチャータ、サルサが盛り込まれています。

 コンサートが今から楽しみです。

フアン・ルイス・ゲラのオフィシャルサイト


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