アルゼンチンの偉大な歌手メルセデス・ソーサが亡くなった
2009-10-06
10月4日、南米に吹き荒れた軍事政権の嵐の中で、平和と自由を歌い続けたアルゼンチンの偉大な女性歌手、メルセデス・ソーサが亡くなりました。死因は多臓器不全です。74歳。私にとってソーサは初めて感動したラテン音楽のミュージシャンでした。まだ20歳前半のある日、ラジオを聴いていたときに彼女のコンサートの録音が流れてきたのです。その張りのある力強い歌声に心を揺さぶられて聞き入ったものです。
それから何年か後にブエノスアイレスを訪れ、ソーサのミュージックテープを買ってホテルで聞きましたが、その歌声の素晴らしさに再び感動しました。特にアルゼンチンを代表するフォルクローレの作曲家であるアタワルパユパンキの代表作「ツクマンの月」を歌うソーサにはしびれました。
メルセデスソーサの葬儀で、「ツクマンの月」を歌う参列者。
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