メキシコのカンクンに世界最大の海中博物館ができる
2009-12-12
メキシコを代表するリゾート地、カンクンに世界最大の海中博物館ができるそうです。計画では、カンクンの近くにある有名な島イスラ・ムへーレスの自然公園内の海底に様々な彫刻を並べるということです。すでに、英国人のアーティストであるCaires Taylorという人が作った彫刻を海底に沈めて展示しているということです。この計画には35万USドルが投資され、2011年には400の彫刻が海底に並べられます。

博物館となる場所の水深は2m~10mで、浅いところはシュノーケリングで見学し料金が40USドル、深いところはダイビングで見学し50ドルから90ドルをとるということです。
まあ、面白い計画ではあります。
私は以前、このイスラ・ムへーレスの自然公園に行ったことがありますが、ここには色とりどりの魚が泳ぐ海中の景色が楽しめる非常に美しいところです。この海域の魚は保護されている上に、餌付けをしているため、パンくずを持って海に入ると大量の魚が押し寄せてきて驚いたほどです。
サンゴ礁はほとんどないのですが、海底ではカンクン独特の真っ白な砂が広がる美しい景色が見られます。そこに、様々な彫刻が置かれるわけですから、地上では見られない幻想的な光景が出現するのは間違いないでしょう。
環境への影響は気になるところですが、白砂だけの場所であれば問題ないと計画を進める人は考えているのでしょう。
近年、メキシコの観光は厳しい状況が続いていますので、他にはあまりない施設で観光客を呼ぼうとしているのでしょうが、果たしてうまく行くでしょうか・・・?。
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