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マチュピチュ鉄道の完全復旧には4カ月

 2010-01-30
 ペルーの新聞報道によると、クスコ~マチュピチュ間を結ぶ鉄道の完全復旧には約4カ月間かかるということです。

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 路線の管理を行っているトランスアンディーノ鉄道の技師が発表したところによると、122kmの路線を調査した結果、鉄道近くを流れるビルカノタ川では1秒間に1100立方mという過去最高の水量を記録し、周辺地域の土砂崩れや地盤の流出などを招いたということです。そして、この路線を完全復旧するには18週間かかると推定しています。

 具体的な復旧工事はアグアス・カリエンテス(マチュピチュの入り口の駅)~ピスカクチョの間から着手する予定で、この区間の工事は7週間としています。

 また、同国のアラン・ガルシア大統領もメディアのインタビューに答え、この鉄道区間について「出来る限り迅速に復旧する」と約束したということです。

 一方、列車の運行を行っているペルーレイルは、工事が進んで列車の運行が可能になった区間から営業を再開したいという意向も示しています。

 つまり、アグアス・カリエンテス~ピスカクチョ間の工事が終わった時点で、例えば、道路があるオジャンタなどとアグアス・カリエンテス間を開通させることができれば、マチュピチュ観光が予想以上に早く再開できる可能性もあるということでしょうね。

 マチュピチュには行きたい人が多いでしょう。現地の被害の大きさを考えると、観光というのは躊躇する感じもありますが、現地の人達は観光によって日々の生活が支えられることも多いわけですから、あまり遠慮する必要はないと思います。それより、現地に行って、出来る限り地元の人達から物を買ってやるほうが、復興に貢献できるのではないでしょうか。

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