マチュピチュ観光は3週間で再開する!
2010-02-06
洪水の被害で不通になっているマチュピチュ鉄道に関して、ペルーの交通通信大臣は2月5日に「3週間以内にマチュピチュ観光を再開させる」と述べたようです。
マチュピチュの上から見た、谷底を走る鉄道の線路
クスコ~マチュピチュ間の鉄道は土砂崩れなどで10カ所で問題が起きていますが、このルートの途中まではバスで行くことができます。そこで、マチュピチュからオジャンタイタンボ間で、復旧工事が完成したところまで鉄道を走らせ、観光客にバスと鉄道を乗り継いでマチュピチュに辿りつけるようにするということです。
その区間はまだ決まっていませんが、クスコからオジャンタイタンボを通り、水力発電所かピスカクチョまで自動車で行き、そこから鉄道でマチュピチュに行けるようにすることを考えているそうです。
これまでも日本からマチュピチュに行くツアーは、クスコから列車に乗るより、オジャンタイタンボから列車を利用するケースが多くなっていました。それは、標高が高いクスコに宿泊するとお客が高山病になってしまう危険があるため、クスコ空港からすぐに標高が低いオジャンタイタンボ近くにある町まで車で行ってしまうほうがいいという理由からです。ですから、政府が計画しているルートでも観光客にはそれほど問題はないと思います。
一方、バジェスタス諸島行きの船が出る港に被害が出たという報道があったパラカスは、マチュピチュへの観光客がそちらへ行き先を変更するケースが多くなり、活況を呈しているということです。現在は、バジェスタス諸島行きの船も問題なく出航しているようです。
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