アカデミー外国語映画賞はアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密」
2010-03-08
第82回アカデミー賞の外国語映画賞はアルゼンチンのファン・ホセ・カンパネラ監督の作品「瞳の奥の秘密(El Secreto de sus Ojos)」が受賞しました。アルゼンチン映画が外国語映画賞を受賞したのは初めてのことです。以前も紹介しましたが、この映画の内容は、刑事裁判所を退職した主人公が、小説家になるためにある事件のことを書こうとするが、そこにアルゼンチンの暗い時代の影がさすというものだというものです。
アカデミー外国語映画賞候補にはペルーのクラウディア・リョサ監督の「悲しみのミルク」も入っていましたが、近年、ラテンアメリカの映画の質がぐんと上がってきたと思います。
例えば現在、公開中のメキシコ映画「ルド and クルシ」を見ると、「天国の口、終りの楽園。」のアルフォンソ・キュアロン、「バベル」のアレハンドロ・G・イニャリトゥ、「バンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロといった監督が制作にかかわっています。こうした監督が次々と現れるラテンアメリカ映画はこれから楽しみです。
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