テキーラの原料が糖尿病と骨粗しょう症に効果あり
2010-04-28
最近、メキシコを代表する酒である「テキーラ」の原料から糖尿病と骨粗しょう症の治療に使える可能性がある成分が発見されたという研究発表があったそうです。
テキーラはサボテンの一種であるリュウゼツランから作られるのですが、メキシコのCinvestav科学研究所が行った実験では、リュウゼツランに含まれるフルクタンという物質をマウスに投与したところ、骨組織の形成が促進され、インスリンの放出を促すホルモンの生産が加速されたというのです。これが、人間にも同じ効果があるとしたら、確かに骨粗しょう症と糖尿病の改善に効果があるということになります。なお、この後、研究は臨床試験に移る計画になっているそうです。
ということは、テキーラを飲めば同じ効果があるかも知れないと思ったのですが、残念ながらフルクタンは醸造の過程で効力を失ってしまうそうです。
サボテンと言うのは、日本人には馴染みが薄いのですが、メキシコではサボテンの実や本体をよく食べます。どこにでもあって美味しいのはウチワサボテンの実ですが、これは小さな種がたくさんあって少しうるさいのが玉に瑕です。一方、日本ではドラゴンフルーツと呼ばれるサンカクサボテンの実は上品な甘さがあって、種もうるさくなく非常に美味しいですね。

ドラゴンフルーツ
身体に良いかどうかはさておき、メキシコやスペインに行かれたら、サボテンの実を是非味わってください。美味しいですよ。
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