マチュピチュ遺跡の入場規制が行われている
2011-07-22
近年、ペルーのマチュピチュ遺跡の人気が高くなり、観光客がかなり増加しているようです。このため、遺跡の環境破壊が進んでいると指摘されていて、ペルー政府は様々な規制を始めています。

7月15日には、遺跡の背後にそびえるワイナピチュという峰への登山を有料化しました。これまでは、遺跡に入場すればワイナピチュには自由に登れましたから、少し残念です。ちなみに、登山料は外国人の場合24ソルで、マチュピチュ遺跡の入場料と合わせて150ソルということです。
また、19日からはマチュピチュ遺跡そのものへの入場も、1日2500人に制限されたそうです。19日には、約300人の観光客が入場を断られたようで、翌日まで待てる人はいいのですが、そうでない人はお気の毒としか言いようがないですね。
最近は、古代遺跡や世界遺産に対する注目度が上がっていますが、中でもマチュピチュ遺跡の人気はすごいですね。まあ、写真を見るとマチュピチュに行きたくなるのは分かります。私も、昔、渋谷駅の構内に貼られていたマチュピチュ遺跡のポスターを見て、「いつか絶対に行くぞ」と思ったものです。
それから5年ほどで希望を実現しましたが、その時は結構感動しました。ですから、遺跡が好きな人には是非マチュピチュに行って欲しいと思うのですが、一方で、人気が出過ぎたことによる環境破壊は心配です。また、マチュピチュのような特定の遺跡だけに人気が集中する状況も少しおかしいと思います。
私が、いろんなラテンアメリカの遺跡に行った経験からすると、マチュピチュは決してNo.1の遺跡とは思えません。行きたいのはわかるのですが、人気が加熱している時はトラブルが多くなりがちです、あまり無理せず、ほかの遺跡に目を向けてみることも大事だと思うのですが…。
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