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スペイン語で話す会に出席した・・・?

 2011-10-03
 言葉は使わないでいると、どんどん単語を忘れ、会話したくても口から言葉が出てこなくなります。

 これまで、テレビの「スペイン語会話」程度しかスペイン語に接する機会がなく、これはまずいと思っていました。そこで、どこかにスペイン語をブラッシュアップできる場所はないかと探したところ、目黒に「cafe y libros」というラテン文化サロンがあるのを知りました。

 ここにはスペイン語の講座もあるのですが、当然、決まった期間で受けなくてはなりません。そこで、スペイン語がある程度できれば、すぐに参加できる、Tertulia(スペイン語で話す会)という催しに行ってみることにしたのです。

 この会は月に1度開かれています。9月は30日がその日でした。

 JR目黒駅からほど近い閑静な住宅街の一角にサロンがあり、私が入っていくと、日本在住33年というメキシコ人の女性が一人で椅子に座っていました。彼女がこの日の講師ということでした。まだ、ほかの参加者が来ていなかったためしばらく彼女とスペイン語で話をすることにしました。

 ずいぶん長い間使わなかったスペイン語ですから、どうなるかとヒヤヒヤしながらの出だしでした。最初はお決まりの自己紹介ですから良かったのですが、彼女が上智大学の先生でLiteratura comparadaが専門だと言った時、私は即座に「Literatura comparadaって何?」と聞いてしまったのです。

 彼女は微笑みながら、「少し難しいけど」と言いながら説明を始めました。確かに難しかったですね。かなり長い間説明を聞きようやく漠然とした理解に至ったという感じです。

 ただ、彼女の発音が非常に聞きやすかったため、難しい話でもなんとか理解できたのは私にとってうれしいことでした。「まだなんとか理解できる。よかった」という感じです。

 そのあと、二人目の講師という米国人の女性が来ましたが、彼女の発音は、早口でもあり、かなり聞き取りにくかったのです。そのため話がうまく通じず、彼女とはあまり話ができませんでした。

 この日の参加者は十人くらいでした。講師がメキシコ人女性と米国人女性。その他、コーディネーター的な立場のペルー人カルメンさんと日本人の女性が6から7人、男性は私を含めて2人でした。

 会は、講師が特定のテーマを決め、スペイン語で話を進めます。そのあと、みんなで感想や意見を言い合うのですが、そこは日本の、しかも女性がほとんどの会ですから、意見を言い合うというような雰囲気ではないのが残念です。私は、でたらめでもいいから話をしないとせっかく来た意味がないと思い、重い口を開いて必死に言葉を絞り出しました。

 参加費は1500円ですが、飲物(ラムやワインがあった)とつまみがついています。スペイン語を話すこういった機会はあまりないだけに、貴重な会ではないかと思いました。

 また、次回も参加したいと思っています。ちなみに、次回は南米のパタゴニアについての紹介を講師がするということです。10月28日(金)の夕方6時半からです。興味のある方は「cafe y libros」のホームページを見てみてください。

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