メキシコの日イベントで民族衣装のショー
2012-04-21
今日は目黒にあるラテン文化サロンのCAFE y LIBROSで「メキシコの日」というイベントが開催されました。
メキシコの日らしく国旗を飾ったイベント会場。満員盛況の会だった。
メキシコのことを多くの人に知ってもらおうという趣旨だと思います。内容は、メキシコと日本の交流史などの講演とメキシコの民族衣装紹介、メキシコの音楽演奏などでした。
メキシコについては、私もかなり勉強しましたが、知らないことは多いです。特に、興味深かったのは先住民の民族衣装ですね。
メキシコの地方に行くと様々な民族衣装を着た先住民の男女に会います。特に、オアハカやチアパス地方の民族衣装が美しいのですが、私はあまり興味がありませんでした。それは、グアテマラの民族衣装が素晴らしくて、メキシコのはどうしても見劣りしてしまうからです。

メキシコ各地の民族衣装を着た人たちがショーを行った。
ただ、改めて並べて見ると、メキシコの民族衣装もけっこう面白いものでした。先住民の伝統衣装と言っても、西洋のデザインや技術が多用されすぎていて感心しないものも多いのですが、見方を変えれば、伝統の中に新しい要素が取り入れられることにより新たな伝統が生み出されていくということでしょう。それはそれで見ていて楽しいものです。
昔、チアパス地方の山中で、鮮やかな青色の民族衣装を着た女性たちが寒風吹く川で洗い物をしていたのを思い出しました。声を掛けると、若い女の子がはにかんだ笑顔を返してくれたのです。その女性たちの姿の美しさ、印象の鮮烈さは、多分に衣装のせいであったと思います。
そんなメキシコの伝統衣装が多少は変わったとしても、これからも守られればいいなと思いました。
メキシコのチアパスにあるシナカンンタンという村の民族衣装
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