美食の国ペルーのレストランが世界で4位に・・・
2015-06-04
イギリスのレストランマガジンが選んだ「世界のレストラン ベスト50(The World’s 50 Best Restaurants)」が発表されました。1位となったのはスペインのジローナに店を構える「El Celler de Can Roca」でしたが、4位にペルーの「Central」が入っています。さらに、ペルーからは「Astrid y Gastón」が14位、「Maido」が44位に入っています。この「Maido」は日本人シェフによる日系料理の店ということです。
4位に入ったペルーの「Central」の紹介ページ。
実は、近年、ペルーは美食の国という評価が高まっており、世界171ヶ国の観光関係者や一般消費者約79万人によって選ばれるというワールド・トラベル・アワーズ(World Travel Awards)においても「世界最優秀グルメ観光地賞」を獲得しているほどなのです。
なぜペルーが美食の国として頭角を現してきたか考えると、やはり様々な国の料理がミックスされた食の環境が大きいと思います。ペルー料理には、元々西洋料理と中華料理の影響が強かったのですが、そこに和食の影響が加わって、飛躍的に洗練された料理が生まれる土壌になったのではないでしょうか。4位に入った「Central」の料理を見ると、器にこだわり、そこにわずかな料理を載せることで美しく見せています。これは、まさに見た目の美しさと素材の持ち味を生かす懐石を思わせます。

和食の影響が強い「Central」の料理。
今度ペルーに行ったら、ベスト50に入った三店のうち、一店くらいには行って見たいと思います。
ちなみに、日本からは、8位に南青山の「NARISAWA」、29位に六本木の「龍吟」が入りました。凄いのはスペイン勢で、1、6、13、17、19、39、42と、7店も選ばれています。
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