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プエブラの人気レストランに行く

 2016-04-04
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 レストランの入り口。チュロス屋の隣の茶色の日よけの店。


 今夜の夕食は、地元の伝統料理を食べようということになりました。

 プエブラは食文化が豊かな土地柄で、人口150万人もの大都市ですから、レストランもたくさんあります。人気の郷土料理店の中から、私たちが選んだのは「El Mural de los Poblanos」という店でした。トリップアドバイザーのランキングではプエブラで3位の人気店です。

 この店のいいところは、中央公園から近いことです。夕方7時ころに出かけると、店は間口が狭いため見つけにくい感じでした。道路に面した入り口から奥まったレストランの扉を見ると、数人の客が話をしています。ちょっと入りにくい感じがしました。

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 入り口に人がいて、ちょっと入りにくい感じ。


 店内に入ると、伝統的なヨーロッパとメキシコが混ざったスタイルのインテリアで、高級店の雰囲気です。客も中年以上の白人男女が多く、ジャージ姿の私たちは、ちょっと戸惑いました。しかし、街の中心部のレストランは観光客が大切ですから、基本的にそれほど服装を気にする必要はありません。

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店内はこんな感じ!この店を利用したと思われる有名人を描いた絵が面白い。


 席に案内され、まずワインを注文しました。すると、洒落た前菜が一緒に来ました。「これは何?」とウエイターに聞くと、「店からのサービスです」と言います。プエブラでは、こういう来店サービスを行っているレストランが他にもありました。

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 洒落たサービスです。味もよかった。



 料理は、プエブラ名物のモレポブラーノは外せません。それと、バジャドリッドで食べておいしかった、チリレジェーノ・コン・ケソを頼みました。

 問題はモレポブラーノです。前回の旅行では、オアハカとプエブラで合計5回ほどこの料理を食べましたが、おいしかったのは2回、そこそこが2回、まずかったのが1回でした。期待と不安のうちに料理が運ばれてきました。鶏肉に真っ黒なソースがかかっています。以前、プエブラの庶民的な店で食べたモレポブラーノは色が茶色だったのですが、こちらの方は真っ黒でいい感じです。

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 名物のモレポブラーノは絶品



 鶏肉を切り、ソースをたっぷりつけて口に入れました。コクのある黒カレーのような感じでおいしいです。ただ、辛くはありません。ちょっとカカオの苦味が残りますが、それも味のアクセントになっています。前述の店と比べ、こちらは甘さが控えめで上品な感じでした。

 一方のチリレジェーノ・コン・ケソは、大きなピーマンの中に入っているチーズがフレッシュタイプで、味が素朴すぎます。バジャドリッドではオアハカチーズのような発酵熟成させたものを使っていたので本当においしかったのですが、こちらはチーズがもそもそした感じで、味の深みも足りません。まあ、こういう料理は人によって好みが分かれると思います。


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 チリレジェーノ・コン・ケソ!


 これで料金は850ペソ(約6000円)ほど。メリダのレストランに比べれば少し高い感じですが、店の雰囲気がいいので、決して高くないと思います。レストランの全体としての評価は、モレポブラーノがいいので星4つです。


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