メキシコシティの中華街でランチ!!
2016-05-02

休日になるとお祭り騒ぎになるメキシコシティの中華街
大きな都市にはよくある中華街。あまり知られていませんが、メキシコシティにもあります。
土曜日のある日、お土産を買いにシウダデラ市場に行った帰りに、どこかで昼食にしようという事になりました。アラメダ公園のほうに向かって、裏町をぶらぶら歩いて行くと、道の先のほうに大勢の人が集まり、お祭りみたいに騒いでいます。
なんだろうと思って近づくと、中国風の赤い提灯がたくさんぶら下がった道で、中国の獅子舞をやっています。それほど広くない遊歩道ですが、大勢の人たちで埋め尽くされ、賑やかな音楽と歓声が湧き上がっていました。周りを見ると、道の両側に中華レストランが立ち並び、店に入るために長い列もできています。

休日の中華街の通りは人でいっぱい。
これを見て、「ここでランチにしよう」と思いました。ただ、列に並んでまで待つ気にはなれません。レストランは何軒もありますから、すぐに入れそうな店を探しました。ウインドウ越しに店内を見ていくと、満席状態ですが、行列が無い店がありました。

二階にテラス席がある店に入った。
早速、その店に入ると、店員が「二階に行け」と言います。二階でも多くの客が食事していましたが、小奇麗な広いフロアには空いている席もちらほらありました。
席に着いて4つほどのコースが書かれたメニューを見ていると、店員が来て、「今日は、昼のコースは3番と4番だけだ」と言います。土曜と日曜日には安いコースが無いということです。そこで、アラカルトで、チャーハンとPollo Agridulce(ポヨ・アグリドゥルセ)を注文しました。
店員は、少しイラッとしたような感じで、「OK!」とぶっきらぼうに答えました。休日のお祭り気分でいる多くの客は、もっと気前よく注文するのでしょう。当然、チップの額に差が出ますから、少ししか注文しない客への対応がよくないのは仕方ないです。
少しして、注文した料理が運ばれてきました。チャーハンは日本の中華料理店で食べるのとほとんど同じで、普通においしいです。ポヨ・アグリドゥルセは日本ではほとんど見かけない料理ですが、酢豚の豚の代わりにチキンを使ったものと思えばいいでしょう。甘酸っぱいソースがかかったチキンの唐揚げはおいしい。中南米の中華料理屋で食事する際はかなりの頻度で頼むお気に入りです。

チャーハンとポヨ・アグリドゥルセ
価格も二人分、料理二品にソフトドリンク2杯で1500円くらいですから、軽い昼食にはちょうどいいです。
店を出ると、街路の賑やかさが増しているような感じでした。中華街に来たのは初めてですが、結構気に入りました。今度来る時は、もう少しゆっくり、いろんな中華料理を楽しみたいと思いました。
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