ラパスの街歩き その2

 2017-04-15
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ラパスのロープウェイ「テレフェリコ 赤路線」


  ラパスのロープウェイを楽しもう!

 ラパスの街歩きで是非利用したいのが、テレフェリコと呼ばれるロープウェイです。2014年に2.4kmに及ぶ最初の路線が開通したのを皮切りに、現在では4路線、合計14.7㎞が完成。将来的には、さらに7つの路線を開通させる計画だそうです。

 現在の路線のうち2路線はラパス市内と空港があるエル・アルトを結んでおり、標高4000mに達する世界一高い場所にあるロープウェイとなっています。また、総延長14.7㎞は都市交通としてのロープウェイの中では世界最長です。ちなみに箱根のロープウェイは1回乗り換えで全長4km、ラパスの赤路線と接続する青路線を乗り継ぐと7.1㎞になります。

 ではテレフェリコに乗ってみましょう。
 市内の中心部から最も近いテレフェリコ駅は長距離バスのターミナルに近い赤路線のEstación Central(Taypi Uta)になります。歩いて行くには遠いので、バスかミクロ(乗り合いミニバン)を使います。メイン通りのマリスカル・サンタ・クルス通りを通るバスのフロントガラスに「Teleférico」と書いてあれば大丈夫。乗る時に、「テレフェリコのテルミナル(駅)に行くか?」と運転手に確認して乗ることをお勧めします。


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赤路線の駅 Estación Central


 テレフェリコの駅は近代的な建物です。まず、窓口で切符を買います。1枚3ボリビアーノ(40円くらい)と安いです。ゴンドラの定員は10人と結構大きいです。

 Estación Centralからはエル・アルトに向けての上りになります。ゴンドラは密集した家屋の上を飛ぶように走って行きますので気持ちがいです。眼下には、家の屋上で遊んでいる子供や洗濯物を干している女性など、人々の生活が見えるのも面白いです。


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ゴンドラの中は結構広い

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家々の上を走るロープウェイ


 バスなどで市内からエル・アルトに行くと30分以上はかかりますし、ルートや時間帯によっては交通渋滞が激しく、嫌になるほど動かないことが多いのです。しかし、ロープウェイ(赤路線)なら10分でエル・アルトに到着。ここからのラパス市内の眺めは素晴らしいです。

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エル・アルトからの眺め


 エル・アルトの駅16 de Julio(Jach'a Qhathu)の周辺には露天市が広がります。特に休日には露店が道路を埋め尽くし、日用品やおもちゃ、レジャー用品など様々なものが売られています。観光用ではないので、買うものはあまりないのですが、見て歩くだけでも面白いと思います。ただし、ちょっと治安が悪い部分もありますので、スリや酔っ払いの喧嘩などに注意が必要です。この日も、酔った男たちが大声を上げて揉めているところに出くわしました。

 ロープウェイの利用客は普段はそれほど多くないのですぐに乗れるのですが、日曜日などにエル・アルトから戻って来る際は、行楽客や観光客がどっと増えるために大混雑になることがあります。この日も、駅の前には利用客の長蛇の列ができていました。


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乗客の長蛇の列

 プリペイドカードを使う地元の人が優先的に入場していくのを見ながら、切符利用の私たちは列に並んでジッと待ちます。40分くらい待ってようやく駅の中に入ることができました。

 赤路線にはセメンテリオという途中駅が1つあります。ここで降りて、市内の中心部まで歩こうと思います。ここからの道はラパスの人々の生活を間近で見ることができ、ツアーが組まれるほど観光客に人気のルートでもあるのです。

 セメンテリオというのは墓地のことで、駅の近くには大きな公共墓地があります。この日は日曜日でしたので、墓地にはお参りの人や葬儀の人が大勢訪れていました。駅から墓地の中を突っ切って歩いていくと、ちょっと不謹慎ですが、日本とは異なった墓の形や埋葬習慣が見られて、けっこう面白いです。

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セメンテリオの入り口

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お墓はアパートのように積み重なった形になっている。



 墓地の前のバプティスタ通りの坂を東に向かって降りていきます。周辺には花屋、葬儀屋をはじめとして様々なものを売る店が並び、大勢の人が行きかっています。折り重なるように立ち並ぶ家々は古色蒼然としていて、雑然としたたたずまいが独特の景観を形づくっています。

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バプティスタ通りの坂


 道路が少し細くなったマックス・パレデス通りに入ると道の両脇に果物や野菜などを売る露店が並び始めます。狭い道は四方から流れ込む大量のコンビやバスで埋め尽くされ、大渋滞が起きています。所狭しと並ぶ露店の間を買い物客が縫うように歩き回り、道路に捨てられ腐ったごみの臭いと共に人々の熱気が伝わってきます。こういうアジア的な混とんと喧騒は、最近、他の国々では見られなくなっていますので、貴重な体験ができると思います。

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露店が並び、車が溢れる道。

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露店の一つ。薬草(?)を売っている。

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果物屋が売っていたサボテンの実トゥーナ。甘くておいしいが、小さな種がうざい。


 マックス・パレデス通りを進むと、観光の中心地であるサガルナガ通りとぶつかります。ここを左(北東)に曲がると、急な坂道となっているサガルナガの中心からサン・フランシスコ寺院に出ることができます。



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