ラテンアメリカのお勧め古代遺跡ベスト10
2021-03-01
海外に行けないので、暇にまかせてラテンアメリカの遺跡の見直しをしながら、私がお勧めする古代遺跡ベスト10を選んでみました。順番をつけるのは難しいため、北から順に紹介したいと思います。
まずは、メキシコから中米にかけての6遺跡の紹介です。
1.メキシコ ウシュマル遺跡
マヤのプーク様式を代表する遺跡であるウシュマルは、ち密なモザイク模様を壁面に施したピラミッドや宮殿など、素晴らしい建築物が数多く残されています。特に、美術やデザインに関心がある人なら感動ものだと思います。
2.メキシコ ヤシュチラン遺跡
メキシコとグアテマラの国境に広がるジャングルの中にある遺跡です。アクセス道路がなく、観光開発が進まない場所にあるため、神殿の復元などはあまりされていなませんが、その分、神秘的な雰囲気が保たれています。王を彫ったレリーフなど、芸術的にも学術的にも貴重なレリーフが数多く見つかっている場所でもあります。
3.メキシコ カラクムル遺跡
ユカタン半島の南部、グアテマラにつながる広大なジャングルに包まれている遺跡。2002年に世界遺産に登録され、その後、周辺の熱帯雨林を含めた複合遺産となりました。巨大遺跡だけに遺跡の発掘は、まだほとんど手つかずの状態にあり、神秘的な雰囲気が保たれているのがいいです。
4.グアテマラ ティカル遺跡
グアテマラ北部のジャングルにあるティカルはマヤ最大の都市と呼ばれるように、非常に規模が大きい遺跡です。1号神殿から5号神殿まで、5つの巨大ピラミッドがあり、樹海の上に頭を出している様子を4号神殿の上から見ることができます。また、熱帯のジャングルに囲まれていることも大きな特徴で、人が少ない時間帯に遺跡を歩くと、カラフルな鳥の群れやサル、ハナグマなどの動物たちに出会うことができます。
5.ホンジュラス コパン遺跡
ホンジュラス西部のグアテマラ国境近くに位置する遺跡です。マヤ文化圏の東端で栄えた有力な都市で、数多くの石彫を残しているのが特徴です。近年、日本などの援助による発掘調査が進められ、ピラミッドの地下から壮麗な姿の神殿が発見されるなどの成果が報告されています。見所は、何と言っても様々な石の彫刻群。マヤでは基本的にレリーフを施した平面の石碑が作られていますが、ここでは仏像のような丸彫りに近い石の像が数多く残されています。
6.ベリーズ ラマナイ遺跡
ベリーズ北部の密林地帯に位置するラマナイは、それほど大きい遺跡ではないのですが、仮面の神殿、高さ33mの大神殿、ピラミッド型のジャガー神殿など、多様な建造物があり、見ていて飽きません。また、遺跡にボートを使ったツアーで行くことで、サルやワニ、様々な鳥などが生息するベリーズの豊かな自然に触れることができるのも大きな特徴です。
以上、メキシコと中米からは6遺跡を選びました。次は、南米の4遺跡を紹介します。
よろしければワンクリックお願いします。
スポンサーサイト
タグ :