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クスコの洪水被害。邦人保護に問われる日本大使館の役割

 2010-01-28
 かつてのインカ帝国の首都クスコを中心としたクスコ県で、1月25日、集中豪雨が発生し、県内の避難者が1万人に達しているということです。


クスコ県の水害とマチュピチュ観光客の窮状を伝える現地のニュース

 この豪雨で、特に被害が大きいのはウルバンバ川の流域です。この影響で、マチュピチュとクスコを結ぶ鉄道が土砂崩れで不通になったことから、マチュピチュの麓にあるアグアス・カリエンテスの街に2000人に及ぶ観光客が閉じ込められる事態になったわけです。

 マチュピチュは、アンデスの高地からアマゾンに下っていく、かなり交通の便が悪い場所にあり、交通手段としては深い谷川沿いを走る鉄道しかありません。不便ではあっても、それがマチュピチュの神秘性や観光資源としての価値を高めているのですが、今回のような豪雨に見舞われると、周囲の山が崩れたり、川が氾濫したりして鉄道が大きな被害を受けることになります。

 今回のように、大勢の観光客が小さな村に閉じ込められる事態を防ぐには、別ルートの道を開通させて、万が一の時に車で脱出できるようにするのが一番でしょう。まあ、ここは険しい山に囲まれていますから、難しいことだとは思いますが・・・。

 実は、観光客がどこかの村に閉じ込められるというのは、ラテンアメリカではけっこう起きていることです。今回は日本人だけで50人以上が閉じ込められたため日本でもニュースになりましたが、数人程度の場合は誰も知らないままに終わってしまいます。

 昔、ボリビア全土で起きたゼネストで地方の村に日本人を始め多くの観光客が閉じ込められたことがありました。

 その知らせが首都ラパスの大使館に届くと、米国とドイツの大使館では即座に救援部隊を送って自国の観光客を救い出したそうです。一方、日本大使館も何とかしようとはしたようですが、ゼネストで交通が寸断されているために現地に到達できず断念したというのです。米国やドイツが現地に到達できたのに、なんで日本はだめだったのか?。

 それは、「自国民をなんとしても救出する」という考えの両国に対し、日本は「やってみるけど、だめならごめんね」という態度の違いだったのです。

 その時、村に閉じ込められた日本人の旅行者は、救出を待ちきれず自力で歩き通して首都までたどり着きました。たしか、3日くらい何も食わずに歩き続けたということで、日系人の組織に保護されたときには息も絶えそうな状態だったそうです。この事件は、その後、現地の日系社会で「やるきない日本大使館と哀れな日本人青年」として語り継がれました。

 海外で何かあった時には、やはり頼りになるのは日本大使館ですから、しっかり邦人保護に力を尽くして欲しいものです。

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