史上初の女性大統領が誕生したコスタリカ

 2010-02-08
 コスタリカの大統領選挙が2月7日(日)に行われ、与党である中道の国民解放党(PLN)のラウラ・チンチージャ前副大統領が当選しました。チンチージャ氏はコスタリカ史上初の女性大統領となります。任期は2010年から2014年。


 ラウラ・チンチージャ氏のプロモーションビデオ


 今回の大統領選には9人が候補が立候補しており、事前の世論調査でもチンチージャ氏が優位となっていました。しかし、右派の自由運動(ML)のオット・ゲバラ氏、中道左派の市民行動党(PAC)のオットン・ソリスが追っており、チンチージャ氏が最初の投票で当選できる40%以上の票を獲得できるかどうかが焦点となっていました。

 結果は、チンチージャ氏が46.8%の票を獲得し当選を決めたのです。2位はオットン・ソリス氏で25.1%、3位はオット・ゲバラ氏で21%でした。

 これまで、オットン・ソリス氏を擁する中道左派陣営は、アリアス大統領の新自由主義政策を批判し、チンチージャ氏はアリアス大統領の操り人形という中傷を行ってきました。この動きは、ラテンアメリカ諸国の多くで起きている米国寄りの新自由主義政策に反対する左派勢力台頭の流れと符号します。

 しかし、コスタリカ国民の多くは「左翼あるいは右翼のポピュリズムの道を排除する必要がある」と訴えたチンチージャ候補を支持したことになります。そこには同国初の女性大統領を誕生させたいという思いもあったのではないでしょうか。 難しい政治情勢の中で、新大統領がどのような政治手腕を発揮するか注目したいと思います。

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