ペルー日本大使館襲撃事件がドラマ&映画化された

 2010-05-13
 15年前、ペルーで起きた日本大使公邸人質事件が、最近、テレビドラマシリーズと映画になったそうです。テレビドラマは「レスキュー・オペレーション」という題で、民間放送局のパナメリカーナで5月3日から始まり、映画は「ホステージズ(人質)」というタイトルで、すでにペルー国内で公開されたということです。

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 日本でも、この事件を記憶している人は多いと思います。1996年12月17日の夜に、左翼ゲリラ「トゥパク・アマル革命運動」のメンバー14人がペルーの日本大使公邸に侵入し、ペルー外相や外交官など数百人を人質にとりました。そして、当時のフジモリ大統領の指示で軍の特殊部隊が公邸に突入し、ゲリラ全員が死亡して事件は終わりました。
 
この作戦は、日本では、強引に突入して犯人を射殺するやり方に批判も出ましたが、現地では、事件が解決したことで、訓練された兵士たちの行動が賞賛されたということです。それを反映して、レスキュー・オペレーションのほうは、作戦に参加した兵士たちの働きを高く評価する内容だということです。一方、ホステージズの方は、フジモリ大統領のやり方に対して批判的な内容だということです。

 それにしても、なぜ今、このようなドラマや映画が作られたのかという疑問を抱く人は多いと思います。実は、ペルーでは1年後に大統領選挙があるため、これに関係しているのではないかという憶測がされています。
 
 大統領選挙には、フジモリ元大統領の娘であるケイコ・フジモリさんが立候補を予定していますが、世論調査では、現在、一番人気が高いのはリマ市長のルイス・カスタニェダ氏で、ケイコ氏は2位になっています。

 二人の支持率は30%と19%で、少し離れていますが、こういう状況の中では、両陣営とも、様々な手で支持率アップを狙うはずですから、このドラマや映画が作られた背景には大統領選挙があるというのもうなづける話だと思います。

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