チェ・ゲバラとサンタクルスの思い出

 2009-02-09
 チェ・ゲバラの映画に触発されて、チェ・ゲバラ終焉の地であるボリビアのサンタクルスのページを作りました。

http://www.latenamerica.com/santacu.html

 チェ・ゲバラがボリビアで死んだというのは、私が高校生のときに英語の先生から聞きました。当時、ゲバラについては知っていたものの、ボリビアという国がどこにあるのかはまったく知りませんでした。まして、そんな国に自分が行くことになるとは夢にも思わなかったわけです。

ゲバラ


 私が初めてボリビアに行ったのは1985年のことです。その時は、ブラジル経由でサンタクルスに入ったのです。ブラジル国境のコルンバという町から電車がサンタクルスの町まであります。
 ちなみに、この周辺はすべてサンタクルス県です。ゲバラが活動した地域とは少し離れていますが、状況は大体似たようなものでしょう。この電車はひどいおんぼろで、時間はめちゃめちゃ。だいたい12時間くらいで着くというのですが、実際にどうなるか誰にもわかりません。

 ゲバラが活動していた時代から十数年たっていましたが、その頃のサンタクルスは以前と少しも変わらないほぼ未開の状態が続いていたのです。電車は密林の木々の間をゆっくり走ります。夜になり、眠っていると窓から蚊が入ってきて刺すのです。気が付くと、林の中で列車は停止しており、一向に動く気配がありませんでした。蚊がうるさくても、暑いために窓を閉めることができません。暑さによる寝苦しさと、蚊に刺される痒さでまいりました。

 後で聞くと、それでも無事に着いただけでラッキーだと言われました。この列車はかなり事故が多かったようです。しかし、昼間のジャングルの光景はなかなか見ごたえがありました。少し開けた場所を列車が通ると、見渡す限り一面のジャングルが広がり、映画「未知との遭遇」に出てきたのと同じ形の山がそびえていたのです。すごい秘境への冒険の旅という気がしてわくわくしたものです。

サンタクルス


 チェ・ゲバラが死んだのは、サンタクルスの南にあるチューロ渓谷という場所です。ゲバラは負傷して近くのイゲラ村に連れて行かれましたが、そこで射殺されたということです。映画「39歳の別れの手紙」にもその場面が出てきます。

 このイゲラ村のゲバラが処刑された建物は、今は博物館として保存されており、村の中央にはゲバラの銅像も建てられているそうです。かなり行きにくいところで、通常はセスナで行くようになるようですが、観光客はかなり増えているようです。

 現在のエボ・モラレス政権は、キューバやベネズエラとともに反米を貫いていますから、ゲバラが再評価され、人気が出ているのでしょう。先行きには不安がありますが、できれば、もう一度サンタクルスに行き、イゲラ村をたずねたいと思っているところです。

ボリビア
サンタクルスの紹介ページです。

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