マヤ遺跡「ティカル」に日本の文化援助を実施

 2011-02-18
 中米グアテマラにある世界遺産のマヤ遺跡「ティカル」で文化遺産保存研究センターの建設計画が進んでいます。これは、日本政府の無償資金協力で行われるもので、予算は5億5000万円弱ということです。
 
 マヤの遺跡というと、日本ではメキシコのチチェン・イツァが有名ですが、私の感想ではティカルのほうがはるかに素晴らしい遺跡です。少し行きにくい場所にあるため観光化もチチェン・イツァほどはされておらず、神秘のベールに包まれているところも魅力です。

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ティカルの中心にそびえる1号神殿

 問題は低開発国のグアテマラ政府には遺跡を保存するための十分な予算がないことです。このため、この遺跡の素晴らしさに魅了された日本人たちがお金を出して遺跡の保存と修復を進めるなど尽力してきていました。ただ、民間の力には限りがあります。そこで、グアテマラ政府が日本政府に対して文化財保護の援助を申し出たということでしょう。

 在グアテマラ日本大使館のサイトによると、「本計画は、文化遺産保存のための拠点となる、文化遺産の適正な保存・修復及び研究活動を可能とする施設(文化遺産保存研究センター)を整備し、文化遺産保護に関わる人材・組織を支援するとともに、グアテマラ国民及び海外からの旅行者に対して教育・普及サービスを提供することを目的としています」ということです。

 こうした援助が遺跡の保存や国民に対する教育に結びつくのはいいことです。私が最初にティカルに行ったのは1980年のことですが、そのころは、まだジャングルに埋もれたような状態で、行くだけでも大変な思いをしたものです。その後、1994年に行った時は、すでに観光面での整備も進み、かなり大勢の観光客が訪れていました。
 これ以上、観光化が進むのがいいかどうかわかりません。マチュ・ピチュのように有名になりすぎて過大評価されてしまうのも困ります。しかし、今のところはティカルの素晴らしさを多くの人が知るのはいいことだと思います。



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