新しいゲバラの日記が出版された!!
2011-06-17
先日、朝日新聞の夕刊に新しいゲバラの日記が、彼の誕生日である6月14日に出版されたという記事が出ていました。この本の元となった日記は、ゲバラが、1956年12月2日にフィデル・カストロと共にキューバに上陸した後、シエラ・マエストラの山中での戦いから、革命の成功を決定的にしたサンタ・クララの闘いまでを記録したものだそうです。

ゲバラの書籍を紹介するOcean Sur社のサイト
日記は数冊の手帳になっており、ゲバラの妻であるアレイダ・マルチさんが所長を務める「チェ・ゲバラ研究センター」に保存されていたそうです。一部紛失している部分はあるのですが、フィデル・カストロが出版したシエラ・マエストラに関する本の中に、この紛失した部分の記述があることから、同センターでは、そのままで出版することにしたそうです。
本の題名は「ある戦士の日記(Diario de un combatiente)」。出版元はオーストラリアの出版社「Ocean Sur」で、本文300ページ、図版40ページということです。CNNのニュース映像で見るとA4サイズくらいある結構大きな本で、シエラ・マエストラ山中のゲバラの写真が豊富に掲載されていました。
すでに出版されている「ゲバラ日記」は、ゲバラがボリビアで絶望的なゲリラ戦を行なっていた日々を記録していますが、この本は奇跡的な成功を収めたキューバのシエラ・マエストラ山中の戦いを記録したものです。同じゲバラの日記でも、内容にはものすごく大きな開きがあるはずです。ゲバラの一ファンとしては、ぜひ読んでみたいですね。
たぶん、日本でもどこかの出版社が翻訳本を出してくれると思います。
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