コスタリカに行きたい!
2009-06-08
友人などと話をしていると、よく「ラテンアメリカの何が面白いの?」と聞かれます。それに対する答えはいろいろあるのですが、その中のひとつが「豊かな自然」です。
魅力的な自然は世界中にありますが、ラテンアメリカ、それも中米の熱帯雨林は特別に魅力的な自然だと私は思います。そんな自然を最も楽しめる国といえば、エコツアーが盛んなコスタリカです。

コスタリカでは国土の25%を占める11の自然保護区が設定されており、地球表面積に占める国土の割合は0.03%に過ぎないのに、地球上の生物の約6%が生息するという豊かな自然が残されているのです。
このため、コスタリカではエコツアーが盛んになり、世界中からありのままの自然の姿を見ようと多くの人がおとずれます。もちろん、観光客が増えれば環境破壊に繋がりますから問題はあるのですが、エコツアーによって自然の素晴らしさを知り、自然を守る大切さを学ぶという効果もあります。
今回、私がホームページで紹介したのはコスタリカでもエコツアーの人気が高いトルトゥゲーロ国立公園です。
トルトゥゲーロというのは「亀のいる場所」という意味だそうです。その言葉のごとく、この地域の海岸には数多くのウミガメが産卵におとずれます。以前、ここは開発から遅れた非常に貧しい地域で、住民はウミガメの卵などを採って食べていたそうですが、今はエコツアーを進めるためにウミガメの保護が進み、住民は観光で食べるようになっているということです。
この地域には広大な熱帯雨林が広がり、その中を自然の運河が通っているのです。ですから、ここにはモーターボートで運河を走って行くことになります。うっそうとした密林に囲まれた水路をボートで進むとワニやナマケモノ、イグアナなどを見ることができます。水の上は爽快で、未知の場所への探検気分を盛り上げてくれます。

残念ながら、ウミガメの産卵の季節ではなかったため、海岸でウミガメを見ることはできませんでしたが、熱帯雨林の美しさやそこにすむ動物たちには感動しました。
この次は、絶対ウミガメの産卵の時期に行きたいと思っています。また、コスタリカでは何万匹ものヒメウミガメが一斉に海岸に上陸するアリバダという現象がおきる地域があります。これも一度見てみたいと思っているところです。
トルトゥゲーロについての記事は以下からどうぞ。
緑の魔境を貫く自然の大運河
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