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ユカタン旅行その7(カラクムル遺跡)

 2012-02-16
 今日は、いよいよ世界遺産カラクムル遺跡に出発します。
 昨日のタクシーの運転手がこう提案してくれました。
 「朝6時にホテルを出発した場合、往復の移動時間が4時間で、現地に3時間いても、2時前には帰ってこれる。そうすると、2時発のカンペチェ行きバスの出発に間に合う」

 カンペチェ行きのバスはそんなに本数がないし、到着まで5時間くらいかかるといいます。そうすると2時のバスに間に合わないと、もう1泊シュプヒル泊りになるわけです。それは避けたいので、6時発でカラクムル遺跡に向かうことにしました。

 朝6時、運転手が時間ぴったりにやってきました。タクシーに乗り込み、ほとんど車が通っていない道を猛スピードで走りました。
 道中、運転手は「これまでアメリカに3回行って、中国人やフィリピン人と料理店で仕事をした」と身の上話をしてくれました。なにしろ、二人しか乗っていないのです。これで会話がなければ、かなりの時間ですから、結構気まずいでしょうね。

 1時間ほどで、幹線道路から遺跡に入る分岐点に到着しました。ここから遺跡までは60キロあります。運転手は、今は遺跡の環境保護のために20キロ地点までしか車が入れない。そこから先は専用のマイクロバスに乗り換えると言っていました。その価格が往復190ペソと言います。タクシー代800ペソに、車で入っていくための道路使用料、遺跡入場料を合わせると1100ペソ(約100ドル)弱になります。結構しますね。

 道路の分岐点では、下の写真のように数台の車が列をなしていました。運転手が「様子を見てくる」と言って、出て行きました。私も、車外に出て大勢の人が集まって、なにやら深刻そうに話しているのを見ていました。  

カラクムル入り口

 一人の女性が言葉を荒げて「すぐゲートを開けなさい」と怒鳴っています。しかし、管理者らしき男たちは首を振るばかりで、女性はあきれ顔をして周囲をうろつき始めました。
 これは、尋常ではない事態が起きていると思いました。心配しながら待っていると運転手が戻ってきて言いました。
 「遺跡近くにある二つの村の間でトラブルが起きている。それで、事態を見るために道路のゲートを閉じているんだが、心配しなくてもそのうち開けるよ」

 運転手は楽観的ですが、あまり信用できません。他のタクシーの連中は、「時間がかかるから朝飯を食べに行こう」などと言って消えてしまうし、遠足に来た学校の生徒はバスから降りてハイキング気分で森の中を歩き始めました。

 私は、あまり遅くなると2時のバスに間に合わないし、それ以上に遺跡に入れなければ一大事です。時計を見ながらイライラしていると、1時間ちょっと経過した頃に、急に周囲があわただしくなり、「ゲートが開く」と運転手が言いました。
 やっと、ゲートが開き、大型バスを先頭に、タクシーや観光客の車が続いて走り出しました。森の中の未舗装道路ですが、カラコル遺跡のようなでこぼこ道ではないので、かなりスピードが出せます。特にタクシーは早いです。3台のタクシーがつながって、観光客の車や大型バスを次々と追い抜いていきます。まるでラリーをやっているみたいな走り方でした。

 「トラブルがあったが、逆にラッキーだったのは、このトラブルでマイクロバスが運行できなくなり、今日は車で直接遺跡の入り口まで行けるようになったことだ」と運転手が言います。
 ということは、190ペソ浮いたということです。確かに、これで2時のバスに間に合えばラッキーです。

 カラクムル遺跡に着くと、すぐに遺跡に入りました。3台のタクシーの客、6人だけですから、静かです。道に野生の七面鳥が群をなしてあるいていたりします。
 カラクムルはカラコルやティカルなどとよく似た、密林の中の巨大遺跡です。そのほとんどが木々に覆われていますから、全体がどうなっているかよくわかりません。そこで、ピラミッド神殿に登ってみると、下の写真(第2神殿)のように、樹海の先に巨大なピラミッド神殿が頭を出しているのが見えます。
   
カラクムル第2神殿
 
 まだまだ未開発の遺跡ですが、第1神殿、第2神殿とも、かなりの高さがあり、頂上に登って周囲を見渡すと爽快な気分になります。遺跡の見応えという点では、ティカルに負けますが、もう少し開発と整備が進めばティカルに匹敵する遺跡として評判になるかもしれません。
 しかし、こういう未開発の遺跡ではいろんな想像力が働きますので、見ていて飽きないですね。私は、よくパワースポットなどと言われる遺跡は嘘くさくてつまらないと思うのですが、カラクムルの第1神殿(下写真)は本物のパワースポットだと思います。

カラクムル1神殿


 限りある時間が迫り、私は大急ぎで駐車場に向かいましたが、近道をしようとして密林に迷い込んでしましました。あせりましたが、なんとか帰り道を見つけ駐車場に着いたときには12時を過ぎていました。

 タクシーの運転手は猛スピードで運転を始めました。もし、マイクロバスを使っていたらとても間に合う時間ではなかったと思います。60キロの密林の蛇行した道路を約40分で抜け、幹線道路では120キロくらいで飛ばします。
 「警官の取り締まりはないのか?」と聞くと「そんなのないよ」と答えます。間もなく、警官を乗せたトラックが猛スピードでタクシーを追い抜いていきました。

 シュプヒルには2時10分前に到着しました。ちょうど、カンペチェ行きのADO1等バスが到着し、すぐに乗り込みました。タクシーの運ちゃんは、嬉しそうに笑って見送ってくれました。

タクシーの運ちゃん

 ベリーズの運ちゃんに劣らず、この運ちゃんもいい人で、道中も楽しかった。これが一番のラッキーでした。


 
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