メキシコ地震対策で日本の技術が生きた!!

 2012-03-23
 現地時間3月20日の昼にメキシコ南部ゲレロ州でマグニチュード7.4の地震がありました。

 現地ニュースによると、震源に近い地域では、住宅が数百棟が損壊し、かなりの負傷者も出たということです。
 首都メキシコシティは、震源から約320キロ離れていますが、建物の壁がはがれたり、歩道橋が崩れ落ちるなどの被害が出ているそうです。



 現地のテレビニュースではメキシコシティの混乱の様子を映しています。シティは1985年に大地震に襲われ、1万人に上る死者を出していますから、その恐怖が再現されたような感じだったと思います。

 しかし、今回はシティでは一人も死者が出ていないようです。85年の地震ほどの規模ではなかったにしろ、被害が軽微だったのは、85年以降、メキシコ市が地震対策を進めてきたことが功を奏したと考えられます。

 実は、日本は85年の地震被害を受けて、メキシコの地震対策に対する大規模な援助を実施しているのです。私は、以前、日本政府の援助でメキシコに設立された国立防災センターを見せてもらい、ここで行われている地震予知システムについて話を聞きました。

 このシステムは、メキシコで多くの地震が発生する太平洋岸からシティに至るまで、何か所もの地震測定地点を設け、地震が発生すると、すぐその強度や地震波の伝わり具合を測定してセンターに知らせるというものです。

 地震の発生を知ったセンターがすぐに警報を発することで、多くの人が地震に対する準備ができるわけです。今回の地震では警報が鳴ってからシティに揺れが到達するまで30秒だったということです。避難するほどの時間はありませんが、揺れに対する心構えや当面の安全確保はできそうです。

 もちろん、このシステムも日本の技術協力によって実現したものです。

 また、このセンターはメキシコのみならず、地震被害が多い中米諸国に対する地震対策技術支援の中核施設としての役割も果たしています。

 援助にもいろいろありますが、このような日本の技術支援が役に立つというのは嬉しいですね。


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