神秘の遺跡「ヤシチュラン」に行くーその2ー

 2014-01-23
 パレンケ発の「ヤシチュラン、ボナンパク」ツアーは、朝6時出発です。
 どのくらい行く人がいるのかと思ったら、ワンボックスカーが満杯の14人ほどになりました。結構人気があるようです。

 車は早朝の街道をひた走り、2時間ほどで朝食をとるため、ツアー専門の食堂に入ります。ここは他のツアー会社も利用しており、大勢のツアー客がブッフェ形式の朝食をとっています。メニューは、スクランブルドエッグ、チャーハン、パン、果物、ジュース、コーヒーといった感じで、悪くないです。

 そこから2時間くらいで、最初の訪問地ボナンパク遺跡に到着です。この遺跡は規模が小さいため、見学は1時間と決められています。

 


 ボナンパクの特徴は、なんと言っても、神殿内に描かれた彩色壁画です。ピラミッド型神殿の中腹に設けられた3つの部屋の内部に鮮やかな色が残る壁画が描かれています。



 その内容は、戦争や勝利の祝宴などで、この壁画とマヤ文字の解読によって、それまで平和的な生活をしていたと考えられていたマヤが、実は、都市間で頻繁に戦争を行っていたことが分かったとされています。

 壁画は、ボナンパクの末期に近い8世紀に描かれたものですが、熱帯雨林の真っ直中で、このようなリアルな画がこれまで残っていたことも驚異です。

 次は、ヤシチュランに向かいます。車はグアテマラとの国境を流れるウスマシンタ河の辺にある船着き場で停まりました。ここからは、ボートで河を遡ります。



 船外機付きの細長いボートは、水量豊富でかなり幅が広い河を順調に航行し、30分ほどで遺跡の船着き場に着きました。

 ヤシチュランは、熱帯林に囲まれたまだ未開の部分が多い遺跡です。ボートで行くところや自然環境がベリーズのラマナイ遺跡に似ていて、神秘的な雰囲気に満ちています。


 
 この遺跡には、たくさんの建造物があり、番号が振られているものだけで89に上るそうです。中でも特徴的な建物は、様々な建造物が建ち並ぶグランアクロポリスに面した40mある小山の上に建つ33号建築物です。小山には石の階段が設けられており、下から見上げると、巨大なピラミッド神殿のように見えます。



 建物自体はそれほど大きくないのですが、上に付いた大きな屋根飾りが建物の重要性を示しています。



 ヤシチュランには、レリーフが残された石碑も多いですし、悪路ポリスや神殿などの見所が広範囲に散らばっています。ここの見学時間は1時間50分とされましたが、これでは時間が足りない感じです。やむなく、駆け足で山の中にもある遺跡群を巡りましたが、アップダウンがきつくて疲れました。

 しかし、ここはいい遺跡です。一緒に行ったイタリア人の女性は、「これまで見た遺跡で一番」と言っていました。観光化が進んだ遺跡とは違い、ここは人が少ないですし、未開発である分、熱帯雨林に囲まれた神秘性が残っているのが、いいところです。もし、パレンケに行かれるなら、ヤシチュランにも足をのばしてみることをお勧めします。

 次はパレンケ遺跡を訪ねます。


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