オアハカでメキシコ料理を楽しむ!!

 2014-02-25
 日本ではメキシコ料理というと、タコスとトルティーヤばかりで、アメリカ南部のテクス・メクス料理のイメージが強いですね。しかし、 メキシコ料理は、食材の種類が豊富で地域性にも富んでおり、世界文化遺産に登録されるほど奥が深いのです。

 日本ではあまり食べられない、本場のメキシコ料理を食べるのも旅行の楽しみです。ということで、今回はオアハカで食べた郷土料理のリポートをします。

 前々回紹介したプエルト・エスコンディードで食べたモレ・ネグロの味が忘れられなかった私は、モレ・ネグロの本場オアハカでも、食べてみようと思っていました。

 そこで、レストランを調べ、次の3件を候補に挙げました。
 ネットで高評価の「カーサ・オアハカ・エル・レストランテ」、地球の歩き方に紹介されていた「ラ・オージャ」、そして、名前を忘れましたが、アルカラ通りにあるギャラリーレストランで係の女性が丁寧に案内してくれた店です。

 夜の街を歩きながらいろいろ考えた結果、今回は「ラ・オージャ」を選ぶことにしました。モレ・ネグロの値段が3軒で最も高い190ペソ(1600円くらい)でしたが、店の雰囲気が好きだったからです。

 場所はサントドミンゴ教会から南に1ブロックの住宅街にあります。ちなみに「カーサ・オアハカ・エル・レストランテ」は、サントドミンゴ教会の南側に面しています。


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サント・ドミンゴ教会の周辺はギャラリーやレストラン、カフェなどが多い。


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住宅街の隠れ家的な雰囲気がいい、レストラン「ラ・オジャ」。


 時間が早かったせいか、先客は一人だけ。内装は、いかにもメキシコっぽいのですが、宗教的な雰囲気もあってシュールな感じもします。高級店という感じではなく、といって庶民的でもない。しゃれた食事をカジュアルに楽しむという雰囲気です。

 いつも飲み物はビールを頼むのですが、この日は気分を変えてモヒートを頼みました。日本でも流行っているカクテルです。このモヒートも結構難しいカクテルで、日本では1度もおいしいのを飲んだことがありません。

 運ばれてきたモヒートはラムにミントの葉をミキサーにかけたもを合わせ、コップの淵に甘しょっぱい粉が付いています。一口飲んで、少し首が傾きました。まずくはないのですが、おいしいとも言えない。すり潰されたミントが多すぎて、うるさいのです。見た目もあまりよろしくありません。

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店は明るいが、モヒートは黒っぽくて・・・・。


 続いて、若鳥の胸肉モレ・ネグロソースかけが運ばれてきました。若鳥の部位は注文の時に指定できます。黒いソースの上にズッキーニの花が添えられているのは、見た目を良くしたいからでしょう。なにしろ、真黒な料理ですから。


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 これまで食べたメキシコ料理で最も高いものです。期待に胸を高鳴らせながら、ナイフでチキンを切り、タップリソースをつけてほおばりました。

 「ん・・・・!?」

 決してまずいとは言いません。しかし、プエルト・エスコンディードのモレ・ネグロの4倍もの価格なのに、はるかに劣る味。「これなら、タコスを食べたほうがいいな」という感じです。味は表現のしようがないのですが、プエルト・エスコンディードのモレ・ネグロのような、スパイシーで深いコクがあるソースではなく、ボーっとしたしまりのない味です。

 手早く食事を済ませ、チップ込みで300ペソ(2500円くらい)を超えた支払いも済ませた私は、悲しみとともに夜の街をさまよいました。途中で、愛想のいいコーヒー屋の兄ちゃんにいれてもらったエスプレッソがやけにおいしかったことを覚えています。

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オアハカには洒落たコーヒー屋さんも多いです。


 モレ・ネグロというのは結構難しい料理で、なかなかおいしいのがないようです。

 その翌日、オアハカ郊外の旅行に出た私は、昼食にブッフェレストランに寄りました。オアハカの郷土料理が何品も並んだ豪華な食事で、「よし食うぞ!」と意気込んだ私は、ここでもモレ・ネグロを見つけました。皿に大きな鶏肉を乗せ、その上からたっぷりモレ・ネグロをかけて、テーブルまで運ぶと。旅行で知り合ったスイス人の若者が、それを見て眉をひそめました。

 「モレ・ネグロは嫌い?」と聞くと、暗い顔でうなずきます。私は、少し不安になりながら、スプーンでソースを口に入れました。その途端、舌に苦味がからみつき、吐き出しそうになりました。スイス人はニヤニヤしています。私は、その皿をウエイターに渡して「捨てて」と言ってしまいました。「だったら、最初から取るなよ」という感じですね。昨日のモレ・ネグロも決してまずくはなかったので、そんなにひどいモレ・ネグロがあるとは知らなかったのです。


 うーん恐るべし、モレ・ネグロ。「もう、プエルト・エスコンディードのモレ・ネグロ以外は食べるのやめよう」とこの時、誓ったのでした。

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メスカルというオアハカ特産の酒の専門店です。原料はテキーラと同じリュウゼツランです。オアハカに行ったらメスカルはぜひ飲んでください。


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コメント
写真みると、本物のメキシコ料理は迫力があります。。。でも、味はチビシイということですね。メキシコにも、スペインのバルみたいのはあるんですか?
【2014/02/28 09:17】 | キャットフィシュ永井 #- | [edit]
メキシコ料理は基本的にはおいしいのですが、このモレ・ネグロは結構難しいですね。メキシコはスペインの影響を強く受けてはいますが、バルはないんですね。屋台文化ですから、みんな通路に出ている店でタコスなどを食べています。
【2014/03/03 14:39】 | ヴィクーニャ #- | [edit]












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