米国の研究者がマヤ王の石碑を発見した!!
2015-08-24
日本経済新聞のWeb版(8月22日)に、ナショナルジオグラフィックのニュースとして「マヤ王の石碑を発見」という記事が掲載されていました。この記事自体は、7月31日にナショナルジオグラフィック日本版のニュースに掲載されたものです。
記事の内容は、何を言いたいのかよく分からないものでしたが、それはマヤ文明のことが、まだ、よく分かっていないことの証しのような気がします。
要約すれば、先古典期(紀元250年以前)のマヤの遺跡から、古典期(紀元250年以降)に作られた石碑が出てきたということで、発掘した研究者が驚いたということです。それは、それほど珍しいことでもないと思うのですが・・・・。

発見した石碑の前で、左が米テュレーン大学中米研究所のマルセロ・カヌート氏、右は石碑を発見したテュレーン大学院生のルーク・オールド=トーマス氏。
それよりも、この記事で、私にとって興味深かったのは、紀元378年にテオティワカンから来たシヤフ・カック率いる軍勢が、ティカルを支配し、マヤ地域の大変革を引き起こしたということですね。この説は、特に目新しいものではないのですが、マヤの歴史がいかに複雑で、謎が多いかを再認識させられました。
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ティカル