マヤパン遺跡に行く!

 2016-02-26
mayapan02.jpg
 マヤパン遺跡


  メリダ滞在3日目。今日は、マヤの遺跡を訪問します。
  
 メリダ周辺の主要なマヤの遺跡は、すでに行ったのですが、まだ行っていない遺跡が数カ所あります。今日はその中でも名前が知られている、マヤパン遺跡に行くことにしました。

 ローカルバスで行けるというので、中央広場の南東にあるノレステ・バスターミナルに向かいました。ターミナルで係員に聞くと「バスがすぐ出る」というので、あわてて飛び乗りました。マヤパン遺跡の前を通る路線バスは1時間に1本ほどあるようです。

 2等バスは客を乗せたり降ろしたりしながら、のんびりと走り、30分ほどでアカンケという町に着きました。この町にも遺跡があり、バスの窓から中央広場付近のピラミッドが見えます。そこで、帰りに寄ってみようと思いました。

 バスはさらに30分ほど走り、幹線道路上で停車しました。運転手が「この先が遺跡だよ」と教えてくれたので下車。同じバスに乗っていたカナダ在住の中国人夫婦と共に、取り付け道路を100mほど歩くと入り口に着きました。


mayapan01.jpg
 遺跡の入り口。


 入場料を払って中に入ると、中規模のピラミッド神殿や各種建造物が点在しているのが見え、こじんまりとしています。

 マヤパンというのは1220年代から1440年ころまで栄えた、マヤ文明の中では新しい時代に属する都市です。それ以前のユカタン地方はチチェン・イッツアの支配下にあったのですが、この支配者に対する反乱が起きてチチェン・イッツアは衰退、放棄されてしまいます。その後、反乱を起こした者たちを中心に、チチェン・イッツアから100kmほど離れた場所に新しい都の建設が進められました。これがマヤパン(マヤの旗)です。


mayapan03.jpg
 ピラミッドの上から見た景色。


 都市の特徴は、外敵からの防御のため周囲を防塁で固めていたこと。外周が4kmほどの狭い城壁の内側に神殿や宮殿と共に、数多くの住居がひしめいていたとされています。ただ、巨大都市チチェン・イッツアと比べると、規模も小さく、見るべき建造物も少ないのです。このため、ミニ・チチェン・イッツアなどと呼ばれることもあり、よほどの遺跡好きでなければここまで来ません。

 私もほとんど期待せずにやってきたのですが、実際に見た感想は「思いの外いい遺跡」でした。

 その理由は主に二つ。一つは、ピラミッドなどの上に登れることです。以前は、チチェン・イッツアもピラミッドなどに登ることができましたが、今ではどの建物も「登れない」、「中に入れない」で、どうにもつまりません。

 その点、ここではピラミッド神殿の上に登り、遺跡はもとより周囲の雄大な景色を楽しむことができます。この日は強風が吹いていましたので、ピラミッドの上に登ると風に煽られて飛ばされそうになるほどでした。それでも、頂上の気持ちよさは格別です。また、ピラミッドの崩れた急な階段を上り降りする際に感じる恐怖も楽しいアトラクションになります。


mayapan08.jpg
 ピラミッドに上るのは階段が急でかなり怖い。


 もう一つは、細かく見ていくと壁面彫刻や彩色壁画が残されている場所があり、想像力を刺激されることです。特に彩色壁画は色がハッキリ残っており、古代マヤの人々の息吹を感じることができます。また、チチェン・イッツアのように、団体客の後ろに並ぶ必要がないため、好きな所で思う存分見ることができるのも嬉しいのです。


mayapan04.jpg
 ハッキリ残っている壁面彫刻が面白い。


mayapan06.jpg
 鮮やかな青色が残る漆喰壁画。


mayapan07.jpg
  雨の神チャックの顔も残っている。


 やはり遺跡訪問というのは、ただ見ればいいのではなく、様々な場所に立って、古代の人々が生きた時代や生活、思いなどについて考えをめぐらすことが必要です。それが無ければ、ただ、大きな廃墟を眺めるのと同じです。

 そういうゆとりが持てるマヤパンは「いい遺跡」だと思うのです。

 チチェン・イッツアを「いまいち」と言っていた妻も、マヤパンは「素敵なところだった」と評価していました。

 ただ、この日は天気が悪く、強風が雨雲を呼び寄せたようです。遺跡に入ってから2時間ほど経ったころ大粒の雨が降り出しました。あわてて、出入り口の監視小屋に避難し、バスのことを係員に聞くと、「1時間に1本は通るが、いつ来るか分からない。道路に出て待て」と言うのです。

 しかし、雨の中で長時間バスを待てば濡れてしまいます。困りましたが、バスは今にも通るかもしれません。濡れるのを覚悟で道路まで出てみました。すると、運よく、5分ほどでバスが来たのです。

  バスに乗り、空いていた席に座ると、この雨の中をアカンケで降りて遺跡見学する気が失せました。マヤパン遺跡に満足していたたことも大きいと思います。



よろしければワンクリックお願いします。
にほんブログ村 海外生活ブログ 中南米情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 中南米旅行へ
にほんブログ村



スポンサーサイト
タグ : マヤパン
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://latename.blog113.fc2.com/tb.php/409-2f39f22c

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫