メキシコシティの巻き寿司屋に行ってみた。
2016-04-10

メキシコシティの中心部
メキシコシティには日本料理店が多いのですが、中心街を歩いていて結構目に付くのが、すし屋です。すしと言っても、多くの店が出しているのは巻き寿司です。メキシコでは様々な食材をトルティーヤで巻いたタコスがポピュラーな食べ物ですが、ごはんで具を巻いた巻き寿司の感覚が似ているのかも知れません。
ランチを食べるためシティの中心部を歩いていた時、見つけたのも巻き寿司の店でした。洒落たカフェバーのようなインテリアで、店内を見ると若者たちで結構賑わっています。メニューを見ると、すしの他に焼き鳥などもあります。ためしに入ってみました。
頼んだのは、チーズと海老とキュウリの巻物、チーズとアボガドの巻物のフライ、それに焼き鳥です。メニューに写真が載っていますので、頼む時にどんなものかは分かるのですが、実際に出てきたものを見ると、「うーん、これがすしか?」と思ってしまいます。

チーズと海老とキュウリの巻物
日本の巻物と違って、表面をのりで巻くことはあまりなく、具とごはんを分ける裏巻きにすることが多いです。これは、黒が食べ物の色として、あまり好まれないためでしょう。以前、別の国で海苔巻きを作って地元の人に出したことがありましたが、表面の海苔を気味悪がって、すべて剥いでいました。
チーズと海老と野菜の巻物はあっさりして、健康にいい感じがします。チーズとアボガドの巻物のフライは、揚げた衣がカリカリしておいしいのですが、全体的な味は物足りない感じなのです。

チーズとアボガドの巻物のフライ???
一番おいしかったのは、焼き鳥です。淡白な鳥のささ身をベーコンで巻いていますから、味が深まります。タレも甘目の醤油ダレですが、悪くありませんでした。ちなみに、値段は巻物によってちがいますが、一皿300円~500円くらいです。

洒落た感じの焼き鳥
まあ、海外で寿司が現地人好みに変化するのは、商売上、当然です。日本人からしたら突飛に見えても、その発想を受け入れたほうが楽しいかもしれません。
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