チチカカ湖に水中博物館が建設される!
2018-07-06
水中博物館の建設を報じるニュース。
ボリビア政府は、同国のチチカカ湖に古代文明の遺物などを展示する水中博物館(Museo
Subacuático)を建設する計画を発表しました。
場所は、首都ラパスから約100キロ離れた町サン・ペドロ・デ・ティキーナ(San Pedro de
Tiquina)の近くということです。
サン・ペドロ・デ・ティキーナは、チチカカ湖最大の観光地であるコパカバーナとラパスの間にある町です。ここで道路が途切れているため、車は渡し舟、旅行客はボートで湖を渡ることになるのです。このため、ここを通った多くの旅行者が印象深く記憶している場所だと思います。
昨年、この周辺の湖の底から1万点以上の考古学的遺物が発見されていたそうです。遺物はティワナク以前、ティワナク、インカの3時代に属するとされています。
ボリビア政府は、考古学の研究拠点に加えて、遺物を展示する施設を作ることで、渡し場以外にほとんど見るものがなかった場所の観光が振興できると考えているのです。
総工費は1000万ドル(約11億円)。このうち200万ドルをベルギー政府とユネスコが支援するそうです。
水中博物館のイメージ動画
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チチカカ湖