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サグラダ・ファミリア教会へ行く! スペイン旅行記⑭

 2019-06-10
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大人気のサグラダ・ファミリア教会


 今日はバルセロナを代表する観光地であるサグラダ・ファミリア教会へ行きます。
 ここへは25年前にも行きましたが、その時は、まだ全建設の3~4割くらいしかできていない感じでした。その後、建設工事はかなり進み、2026年に完成予定となっているそうです。果たしてどこまで工事が進んでいるのか、期待が高まります。

 サグラダ・ファミリアはアルハンブラ宮殿などを抜いて、スペインで最も観光客を集める場所になっているそうです。入場チケットは1カ月前にネットで購入したのですが、ハイシーズンだと2カ月以上前に購入する必要があるということです。


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ネットで購入したチケット。


 まずは、地下鉄でサグラダ・ファミリア近くの駅へ向かいます。一番近い駅は「サグラダ・ファミリア」ですが、ホテル近くから地下鉄に乗ると乗り換える必要があるため「ベルダグエル」という少し離れた駅で下車。地上に出ると、方向が全然分かりません。公園で地図を見ていると、そばにいたおじさんが突然「サグラダ・ファミリアはあっちだよ」と声をかけてくれました。こんなところにいる外国人はサグラダ・ファミリアに行くに決まっているということでしょう。

 少し歩くと公園越しにサグラダ・ファミリア独特の尖塔が見えました。

 時間は昼の12時過ぎです。チケットは入場時間が決められていて、私たちは12時45分入場になっていました。土曜日のためか、サグラダ・ファミリアの前の道には特設の簡易舞台が据えられており、休日を楽しむ大勢の人でごった返しています。個人客用の入場口は二カ所あるのですが、一カ所は長蛇の列。そこで、比較的列が短いもう一カ所の列に並びました。

 すると、列の先にいる係員が入場者のチケットをチェックし、「今は12時30分入場だ。45分はまだ!」と言っています。私たちも45分ですから、列から外れました。

 道路の舞台では踊りのパフォーマンスが始まり、路上にいる大勢の人たちが舞台上の演者に合わせて踊りを始めました。

 その音楽と喧噪の中で、入場者の列が伸びていきます。10分前になり、これなら入り口まで進む前に12時45分になるだろうと思い、列に入りました。

生誕のファサードは自然の複雑さ!?


 大混雑のチケットチェックを通過し、教会の入り口になる生誕のファサードに進みます。ファサードとは建物の正面部分のことで、カトリックの教会ではキリストや聖人などを表した壮麗な彫刻を施していることが多いのです。

 サグラダ・ファミリアの場合は生誕のファサード受難のファサード、栄光のファサードとファサードが3つもあるのです。現在、完成しているのは東側の生誕のファサードと西側の受難のファサードで、南側の栄光のファサードは工事中です。どれが本当の正面かと言えば、工事中の南側になります。

 生誕のファサードはガウディが完成させたもので、伝統的な彫刻手法でイエスの生誕とそれにまつわる聖書の逸話の様々な場面を表現しています。そのイメージは人工的で整った一般的な教会のファサード彫刻とは大きく異なり、巨大な鍾乳洞のような自然の中に立っている感じがします。

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生誕のファサードの複雑な彫刻

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様々な像がファサードを飾る

教会内部は異次元空間のよう…


 教会内部に入ると、これまで見たことがない荘厳で未来的な巨大空間に圧倒されます。まるで、未知の宇宙空間に迷い込んだような気さえするほどです。以前、ここに来たときは、内部は工事中で、柱や天井の一部しか見れませんでした。それがこんな風に出来上がるとは驚きです。

 壁面上部には大きなステンドグラスがはめ込まれていますが、これも異空間の創造に劇的な効果をもたらしています。ガウディは内部を万華鏡のようにしたいと考えたそうです。そのアイデアと近代の技術が合わさってこのステンドグラスが完成したのだと思います。これほどの効果をもたらすステンドグラスを私は見たことがありません。思わず、ため息を漏らして見とれてしまいました。

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不思議な林の中にいるような内部の光景

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主祭壇には十字架のイエス像

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美しいステンドグラス

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光の効果が素晴らしい。

受難の塔に登る!


 サグラダ・ファミリアには18本の塔があり、現在は生誕のファサードと受難のファサードそれぞれ4本ずつ計8本の塔が完成しています。チケット購入時にどちらかを選択すればこの塔に上ることができます。

 どちらがいいか分からず、私たちは受難の塔を選択しました。聞くところでは、生誕の塔の方が見晴らしがよく、受難の塔の方が登れる場所が高いということです。

 受難の塔はエレベーターで65m地点まで登ります。エレベーターを下りると二つの塔の間からバルセロナ市内が一望できる場所になります。そこから階段を少し下りるとファサードの真上に当たる二本の塔をつなぐ渡り廊下に出ます。ここからの眺望もいのですが、危険防止用の柵が少し邪魔です。
 
 塔から降りるには階段を使います。螺旋状の狭い石段をひたすら下りていくのですが、ちょっと疲れました。

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受難の塔から見たバルセロナ。

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工事をしている場所も多い。

現代アート的な受難のファサード


 次に受難のファサード側から外に出ます。こちら側には生誕のファサードとは全く異なった現代的で人工的なイメージの彫刻が並んでいます。ファサード中心上部には十字架のイエスが置かれ、その周囲をイエスの受難の物語を表す様々な場面が表現されているのです。特に、出口の前に置かれたむち打ち刑を受けるイエスの像は印象的です。

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受難のファサードの彫刻は現代アート的

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ファサードの前にはむち打たれるイエス像。


お昼はアメリカのハンバーガー


 見学を終えて外に出てきたら3時近くになっていました。レストランを探すのも面倒なので、近くのハンバーガーショップに行くことにしました。
 どうせなら、日本にはないハンバーガーということで選んだのがFIVE GUYSという店です。
 アメリカ東海岸発祥のかなり大きなチェーンで、スペインにも大都市には店があります。 ハンバーガーの特徴は厚い肉のパティが2枚入っていて、トマトやレタス、ピクルスなどのトッピングが自由に選べること。かなりボリューミーで、食べ応えがありそうですが、意外に軽い感じで食べることができました。
 ただ、値段はハンバーガーが7.75ユーロ(約1000円)、チーズバーガーが9ユーロ(1200円弱)とかなりお高め。店の感じもいかにもアメリカ!で、あまり日本人向きではないと思います。

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なんか雑な感じのハンバーガーだった。

休日のモンジュイックは楽しい!


 夕方からは、モンジュイックへ行くことにしました。地下鉄の「エスパーニャ」駅で降り、地上に出ると広いスペイン広場があり、大勢の人たちが青空の下で休日を楽しんでいます。その先のモンジュイックの丘の方を見ると、中腹にクラシックなカタルーニャ美術館の建物が見えます。

 この周辺は万国博会場として開発され、1992年のバルセロナ・オリンピックの際にはメイン会場も作られました。広大な公園内には美術館やスポーツ施設、テーマパークなどが点在しています。
 カタルーニャ美術館がある中腹まで丘を登ると、眼下に広がるスペイン広場とバルセロナの整った街の美しい光景を存分に楽しむことができました。

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噴水が綺麗なスペイン広場。

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中腹にそびえるカタルーニャ美術館。


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