FC2ブログ

サン・セバスチャンの有名レストランへ行く! スペイン旅行記⑱

 2019-06-22
sanseba04_R.jpg
サン・セバスチャンのコンチャ海岸

三星レストランが多いバスク地方

 スペインの中でもサン・セバスチャンは美食の町として知られています。
 「SAN SEBASTIÁN TURISMO」によると、ミシュランの3つ星を獲得したスペインのレストラン7店のうちの3店がこの街にあるということです。最新のミシュラン2019年版では、サン・セバスチャンで星3つを獲得したレストランは2軒でしたが、サン・セバスチャン圏の1軒を含めて3軒、さらにバスク地方まで広げると4軒となっています。

 せっかくサン・セバスチャンにいるのですから星付きレストランで食事をしたいと思いました。そこで、比較的リーズナブルでカジュアルな店として選んだのが「ボデゴン・アレハンドロ」でした。
 この店は、サン・セバスチャンの伝説的な料理人で、ミシュランの7つの星を持つというマルティン・ベラサテギが最初に働き始めた所です。元々、彼の両親が経営しており、20歳で経営を引き継ぐと、25歳の時にバスク地方で初めてミシュランの星を獲得したそうです。

 現在、彼はサン・セバスチャンの近くの町で「マルティン・ベラサテギ」という3つ星レストランを経営しています。従って、現在、この店は星付きではないのですが、その美食の伝統は受け継いでいるはずです。

 事前に店のホームページで昼の席を予約し、出かけました。
 旧市街のバルが集まった「31 de Agosto」通りに店はあり、注意していないと見逃してしまいそうな感じの入り口でした。

ssebaschan06.jpg
いつも賑やかな「31 de Agosto」通り

bodegon09_R.jpg
ボデゴン・アレハンドロの入り口


上品でリーズナブルな料理を楽しむ


 入り口の階段を下りて行くと、照明を落とし、落ち着いた雰囲気の空間になっています。ただ、思っていたよりカジュアルで、テーブルにはクロスもないし、客たちもかなりラフな感じです。

 メニューにはコースとアラカルトがありますが、少量の料理を数多く味見できるテイスティングコースを頼みました。ワインは、やはりリオハの赤のハーフボトルにしました。

 コースの内容を記したお品書きをもらいましたが、いろんな食材名が書かれていてよくわかりません。
 前菜として、白いムースやレモンとベルベレッチョ(貝の一種)のジュースと書いてあるスープ、茶わん蒸しのようなものと共に、イワシの身の酢漬けに胡椒を加えたものが出てきました。どれもおいしく、日本人の口にも合う味付けに感じます。

bodegon01_R.jpg
ワインはリオハの赤。手前の紙がお品書き。

bodegon02_R.jpg
最初にイワシの酢漬けなど色々出てきます。

 次に、低温調理の卵にエメンタルチーズのソースをかけたものが出てきました。まるで温泉卵のようですが、高級な料理っぽくなる味付けはさすがという感じです。

 次は魚料理で、鉄板で焼いたメルルーサに柑橘系のソースをかけてあります。このメルルーサは肉厚ですが驚くほど柔らかく、身の甘味と酸味のあるソースが絶妙にマッチしておいしかったです。同じメルルーサでもパラドールのレストランでは味がぼやけていただけに、さすが有名店という感じです。

 次は肉料理で、プレサ・イベリカという、イベリコ豚の前足の付け根にある霜降り肉を低温でローストしたものに岩塩をかけています。付け合わせはジャガイモのピューレです。
 これが豚?という感じの肉で、柔らかくて、深い味がします。そこに、岩塩の塩気がちょうどいい感じでした。

bodegon03_R.jpg
洋風温泉卵?

bodegon04_R.jpg
メルルーサの柑橘ソースかけ

bodegon05_R.jpg
プレサ・イベリカのロースト

 後は、2種類のデザートが出てきました。最初はトリッハと呼ばれる厚切りのフレンチトーストにカラメルを絡め、アイスクリームを添えてあります。次は、イチゴにマスカルポーネクリームを添えた華やかな感じのデザートでした。この辺は、予想通りのおいしさと言えました。
 最後は、コーヒーと焼き菓子で締めですが、この焼き菓子が入った木の容器がしゃれていました。
 これで二人合わせて、税込み123ユーロ(約1万6000円)でした。近くにあった一つ星の店の場合は、テイスティングコース一人分だけで100ユーロを越えていましたから、かなりリーズナブルではないかと思います。

bodegon06_R.jpg
フレンチトーストのアイスクリーム添え

bodegon07_R.jpg
イチゴのマスカルポーネクリーム添え

bodegon08_R.jpg
コーヒーと焼き菓子

サンセバスチャンを一望するモンテ・ウルグルに登る


 天気のいい日だったので、昼食後、旧市街を見下ろすモタ城という要塞がある丘、モンテ・ウルグルに登りました。
 山頂にはキリスト像が立っており、明るい太陽の下で多くの人が春の一日を楽しんでいます。ここからは青いコンチャ湾とその先にコンチャ海岸が見えます。そして、赤瓦の屋根が続く旧市街と南欧の建物が連なるサン・セバスチャンの光景が本当に美しいです。
 天気が悪い日が多かったこともあり、この日の気持ちよさは格別でした。

sanseba01_R.jpg
モタ城から見たコンチャ湾

sanseba02_R.jpg
サン・セバスチャンの街並みが美しい

sanseba03_R.jpg
山頂にキリスト像が立つモンテ・ウルグル


スポンサーサイト



コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://latename.blog113.fc2.com/tb.php/476-e7a4bffd

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫