スポンサーサイト

 --------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック(-) コメント(-)
タグ :

映画シティ・オブ・メンとブラジル

 2009-03-02
 昨日、「シティ・オブ・メン」という映画のDVDを見ました。
 昨年の夏公開された映画ですが、5年ほど前に公開された、「シティ・オブ・ゴッド」というブラジルのファベイラ(スラム)を舞台にした映画の続編です。

シティ・オブ・メン

 前作の「シティ・オブ・ゴッド」はファベイラで行われるバイオレンスを通してブラジルの凄まじい現実が衝撃的に描かれていました。この映画も同じように凄まじい現実が描かれているのですが、前作より人間ドラマが丁寧に描かれており、非常によくできたいい映画だと思いました。
 実はこの映画を見出してすぐ、舞台となっている場所が私が以前行ったスラムではないかと思ったのです。
 もう、10数年前になりますが、仕事でリオに行き現地の援助団体などの取材をしたのですが、その時に通訳が「リオで最大のスラムに行かないか」と言ってきたのです。
 私は躊躇しました。会社や仕事先からは「絶対に危険な場所には行かないでくれ」と念を押されていましたし、実際にそんな所に行って何かあったらこまります。しかし、通訳が「普通のときならファベイラはそんなに危険ではない」と言うので、思い切って行くことにしたのです。

リオ・ファベイラ

 そのファベイラは映画に出てきたように山の中腹に広がっていました。下から見ると山の斜面全体に無数の家がひしめき合っています。私は通訳と二人でファベイラの中の道を上に向かって上っていきました。カメラをぶら下げた日本人を見てもほとんどの人は関心を示しません。時々、子供たちが笑顔で声をかけてきて、「ユニセフ」と言うのです。

 普通の人は絶対に入らない場所に平気な顔で入ってくるおかしな日本人二人組を見て、援助をするユニセフの職員と間違えているようでした。私たちはどんどん上へと上っていきました。道はどんどん狭くなり、汚水とごみの山が行く手を遮ります。そこにはネズミが何匹も遊んでいました。

 たしかに、通訳が言うように普通の時には危険はないのでしょう。写真のように、道行く人もカメラを向けると笑顔で応えてくれるし、笑顔で気軽に話しかけてきます。
 しかし、映画にあったように、ひとたびギャングの抗争が起きれば大勢の人が死ぬような場所には違いありません。別のファベイラに行った時ですが、やはり最近ギャングの抗争があったということを聞きました。

リオ・ファベイラ

こういうところに住まざるを得ない人たちの人生がいかに苛酷か、映画はその一端を見せてくれています。
スポンサーサイト
タグ :
コメント












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:

http://latename.blog113.fc2.com/tb.php/8-93a60ada

≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。