ペルー:首都リマの交通機関にプリペイドカード導入へ
2009-11-26
南米ペルーの首都リマで、間もなく、バスなどの交通機関の利用に運賃支払い用プリペイドカードが使えるようになるということです。現地のテレビニュースでは、このカードの導入を目指してきた交通通信省が間もなくシステムを導入するとして実物のカードを紹介しました。
現地テレビ局のニュース
見たところ、大きさは日本のスイカやクレジットカードなどと同じで、水色の地に緑色の文字で「STU」と書かれています。
裏に磁気テープが貼ってあるところを見ると、スイカのような非接触ICカードのような高度なシステムではないようです。
テレビ局のアナウンサーが「カードをどのように使うのかやってみてくれ」と聞いたところ、担当者は「今は機械がないのでできない」というお粗末なやり取りがあって、さすがペルーと笑ってしまいました。
いずれにしろ、カードに事前に一定金額をチャージしておき、そこから運賃分を支払うようになるようです。カードは交通局の売店や街中のキオスクなどで販売するそうです。
当面はリマとカヤオを走る140路線のバス約500台でカードを使用できるようになり、将来完成するリマ市内の電車でもカードの利用を可能にするということです。
まあ、バスの場合、運賃の支払いを直接することで乗り降りに時間がかかるのはたしかで、こうしたものが普及すればスムーズに乗り降りできるというメリットはあります。
観光客はあまりバスを使わないので関係ないですが、バックパッカーはバスをよく使いますから、バスに乗りやすくなるのであればいいことだと思います。
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